記録を塗り替えた現代画家・池田学の展示会が東京で開催

《誕生》2013-2016 Photography by Eric Tadsen for Chazen Museum of Art / ©IKEDA Manabu, Courtesy Mizuma Art Gallery, Tokyo / Singapore
■5年の歳月をかけた大作を展示
緻密な筆で壮大な世界を出現させる作品が印象的な現代画家・池田学。今年1月からは、初となる大規模巡回展『The Pen−凝縮の宇宙−』がスタートし、最初の会場となった故郷の佐賀県立美術館では、来場者数9万5740人と同館の記録を大幅に塗り替え、大きな話題を呼んだ。

現在、開催中の金沢21 世紀美術館でも、学生時代から現在に至るまで、今日までの画業をほぼすべて振り返る約120点を展示し、鑑賞者を圧倒させている。

約7年ぶりとなるミヅマアートギャラリーでの今回の個展では、東京では初公開となる最新作《誕生》を中心に厳選した作品を展示。《誕生》は、縦3メートル×横4メートルという、池田にとって最大サイズの作品。本作は東日本大震災がきっかけとなって制作されたという。構想2年、制作3年という年月をかけて描き上げた、文字通りの大作だ。

満開の花々を抱えた大木が中心にどっしりと構え、圧倒的な存在感でたたずむ。しかしその細部に目を向けていくと、秘められた物語が立ち現れるように、別の風景が見えてくる。

■展示会の詳細について
【開催期間】7月26日(水)〜9月9日(土)
【時間】11〜19時(※日月祝休み)
【料金】入場無料
【場所】ミヅマアートギャラリー(地下鉄 市ヶ谷駅出口5より徒歩5分)
【URL】 http://mizuma-art.co.jp/
【問い合わせ】03-3268-2500