浜松ヤマト「ZSTを代表する選手になりたい」【格闘家イケメンファイルVol.77】
撮影・神谷渚
 日焼けした肌、筋骨隆々の体。見るからに総合格闘家という風貌の浜松ヤマト。しかし、小さなころは泣き虫だったとか。

「幼稚園ぐらいの時は、いじめられてはよく泣いていたみたいです。それを心配した親が、小学校の時に、少林寺拳法をやらせてくれたのが、格闘技との出会いです。その時は、小学校の体育館で習う感じの練習でしたが、中学2年になり、自分自身も格闘技にすごく興味が出てきた。そこで、どうせやるなら一番強い格闘技をやりたいと思い、総合格闘技の道を選びました。総合格闘技って何でもありなので、実戦で使えそうだなと。実際はけんかはしませんが、いざという時に一番役に立ちそうじゃないですか? ボクシングだと打撃だけなので、相手が柔道家だったら投げ飛ばされちゃうかも知れない(笑)。総合ならすべてに対応できますから」

 一番強くなりたいという思いでプロの道へ。

「19歳でプロになりました。デビュー戦は1分で負けた(笑)。しかもKOで。めちゃくちゃ悔しかったです。プロ昇格前にトーナメントに出場し、3勝していた勢いで出場したのに、すっかり出鼻をくじかれてしまった。トーナメントに出る前はそんなに自信もなかったんですけど、3勝したことで自信がついて、プロでもいけるかもと思っていたところだったので、こういうことなのかと。やっぱりそんなに甘いもんじゃないなと思いましたね。その時の対戦相手がすごい年上の選手だったらまだしも、ほとんど年の変わらない選手だったので、なおさら悔しさが大きかったです」
撮影・神谷渚
 苦いデビュー戦となったが、その後…。

「一時期、ZSTを離れた時期があって…。戻ってきたのは、僕が離れていた間、柏崎剛や伊藤盛一郎など、若いチャンピオンが出てきて、すごく盛り上がっていたから。なんか自分と同い年ぐらいの若い選手が活躍していて面白そうだと思ったし、何より置いていかれた感がした。だから余計に“マジか、おれもやりたい!”って思ったんです。なんか、自分がいない間に、周りはどんどん大きくなっていって、悔しいというより、先越されたって感じ。だから戻ってきた。今は、自分も2人や他の選手のように、ZSTを盛り上げるような選手になりたいと思っています」

 年齢もデビューも近いチャンピオンに刺激を受け復活した浜松。9月10日(日)には、ディファ有明で開催されるZST.57に出場する。

「9月の試合は勝ったらベルトに挑戦する試合に近づけるような試合を組んでくれると言ってもらったので、気合は入っています。実際は、そこでいい感じに勝って、11月の試合に呼んでもらい、そこでも勝てれば、タイトルにからめる試合に近づくかなと。相手はまだ未定ですが、試合に出場できることは少し前から言われていたので、常にそれを頭に入れて、しっかりと練習しています。僕のファイトスタイルといえば、以前は倒して寝かせ、寝技で決めるというパターンが多く、アマレス出身だと思う人も多かった。でも、この1年、打撃系のジムにも通い、パンチも相当磨いてきたという自信があります。だから、本当に今度の試合では、トータル的に総合格闘技という試合を見せられるのではないかと。寝技だけじゃなく、打撃も全部できるということを証明したいです」
撮影・神谷渚
撮影・神谷渚
 好きな女性のタイプは?

「黒髪の人が好きですね。ギャルっぽいのはあんまり好みじゃないかな…。有名人では、フリーアナウンサーの岡副麻希さんとか。なんか、色白でも可愛いのに、黒いところがいい(笑)。性格的には、ちょっと気が強いぐらいのほうが好きかも知れない。なよなよしているよりは、試合前の弱っている時にはっぱをかけてくれるような感じですかね」

 ずばり、今後の目標は。

「格闘技のおかげで友達が増えた。多分それは自信ができたから。まだまだ全然自信はないですけど、昔よりは多少持てるようになった。自分はこれをやっています!っていえるものがあるので、そう思えるんだと思います。その格闘技でもっと上を目指したいので、今はZSTのベルトが欲しい。そして、ZSTを代表する選手、ZSTといえば浜松ヤマトと名前が出るような選手になりたいです」
浜松ヤマト
千葉県浦安市出身。1993年5月28日生まれ。少林寺拳法、テニスを経験し、14歳の時にAACCにて総合格闘技を始める。幸運なことにMMAのプロ選手が常に周りにいる環境で、2012年には、ZST SWAT ライト級トーナメントで優勝を果たす。皆に可愛がられ重宝されているジムのゆるキャラ的存在。T GRIP TOKYO所属。