まねきケチャ 福を招く見習い天使たちがついにメジャーデビュー
 人気アイドルユニットのまねきケチャがメジャーデビューする。28日にデビューシングル『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』をリリースして新しいステップを踏み出す。目標はオリコンウィークリーチャート3位、日本武道館、そして紅白歌合戦への出場。達成に向けて、まねきケチャは新たなスタートを切る。
左から、中川美優、宮内凛、松下玲緒菜、藤川千愛(撮影・神谷渚)
 まねきケチャは、世界に福を招くために人間界に降り立った見習い天使。彼女たちに与えられた使命は、歌と踊りと笑顔で世界中の人を幸せにすることで、とてつもなく壮大なミッションだ。「いつか“見習い”は取れるの?」と尋ねると、顔を見合わせて「そのために今修行中なんです」。見習い天使たちの笑顔に、「頑張って!」という言葉が記者の口からするするっと出てきた。

 28日にメジャーデビューシングル『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』(ユニバーサルミュージック)をリリースする。
中川美優(以下、中川)「全国でCDが売られるようになって、私北海道出身なんですけど、お母さんにも自分が仕事をしているところを見せられるのはうれしいですね」

藤川千愛(以下、藤川)「私も、岡山にいる家族や友達に頑張ってるところをたくさん見せていきたいなと思います。それに私、ずっと歌手になるのが夢でしたし、ユニバーサルミュージックはあこがれのレコード会社。そこからCDを出せるのはすごくうれしいです」

 これまでも「歌と踊りと笑顔で世界中の人を幸せにする」使命を遂行してきたが、メジャーデビューで変化はある?
宮内凛(以下、宮内)「取材も増えたし、これからも増えると思うし(笑)、もっといろんな方に、まねきケチャを知ってもらえるのかなって感じはしています」

松下玲緒菜(以下、松下)「お仕事がすごい増えましたね。今までもリリースイベント期間中はわりと毎日忙しかったですけど……。でも暇よりも忙しいほうがうれしいです」

 2015年のお披露目ライブで活動をスタート。それ以降、全国ツアーを含むさまざまなライブを開催したり招かれてフェスにも出演。そのたびにファンも増やし続けてきた。インディーズでリリースしたシングル『きみわずらい』や『タイムマシン』は好評で、注目のアイドルユニットとして話題を振りまいている。

 ところで、そんな見習い天使たちは、もともとアイドル志望?

松下「アイドルが好きでアイドルに会いたくてオーディションを受けたんです」

中川「……私は、声優になりたかったな」

宮内「私はずっとアイドルになりたかったです。なってみたら、大変なこと、多いんですよね。例えばリリースイベントの時期。やることもたくさんありますし、新しいお客さんはどうしたら増えるのかなとか、見ていただいたお客さんにはずっと楽しんでほしいから、トークとか盛り上げ方とか、毎日毎日、結構考えます」

松下「こんなに大変なんだなって思うときはありますね。ライブで披露する新曲が3日前とか1日前とかに出来上がるとか。最近はそれにも慣れてきて、その大変さも含めて楽しい」

藤川「私は毎日楽しいな、歌うことが何よりも一番好きだから、アイドルをしてライブをやって、毎日楽しいことができている気がします。そういえば、去年の夏の『スプラッシュ』というライブ! ファンの方に向かって水を撒いたんですけど、すごく楽しかった!」

中川「いろんなところにいけるのも楽しいですね。私は趣味が旅行なので、台湾にも行かせていただいて、初めての海外でしたけど、楽しかったな。また行きたいです」

「大変」を楽しみながらやってきたからこそアイドル戦国時代と言われるなかでも注目の存在に。これまでも、そしてこれからも、自分たちがアピールできる何かが重要だし、必要だ。「まねきケチャがアピールできるのは曲」と、中川。

中川「アイドルファンの人が盛り上がる曲もあるし、今回のシングルみたいにアイドル好きじゃなくても、いいなって思ってくれる曲もあります」

宮内「共感してもらえそうな、誰にでも受け入れられやすそうな曲が多いと思います」

藤川「それと、生歌とライブをすごく大事にしています。感情をこめて、メッセージ性のある曲を歌って。ライブは、アイドルを見たことがない方も楽しんでもらえると思いますね」

松下「メンバーそれぞれの個性がバラバラなので飽きないですよ。曲も衣装も個性的なのでライブを見ていただければ、おっ!となると思います!」

 デビューシングル『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』には、まねきケチャのアピールポイントがふんだんに反映されている。これまでのファンもこれからのファンになってくれる人にも特別な作品になりそうだ。

『どうでもいいや』は新曲。しっとりした導入から徐々にスピードアップ。まるで駆け出していくような展開だ。

中川「最初に『どうでもいいや』を聞いたときには、バンドっぽいなって思ったんです。アイドルソングというよりも、ロックバンド的な。あと短いのがいいですね。まねきケチャの曲って比較的長い曲が多いんですよ」

藤川「最初に練習した時はサビのキーが高くて苦戦しました。最終的には出るようになりましたね。『どうでもいいや』が何度も出てくるんですけど、一つずつ感情を変えてみたりしています」

松下「新しい曲ですし、これまであまり披露したことがないのでどんな反応があるのかなって、楽しみですね」

 その一方、『ありきたりな言葉で』はこれまでに何度もライブで披露し、ファンの間でも人気の曲。落ち着きがあってしみるハッピーなラブソングだ。

藤川「日常の恋愛のような…感じです」

宮内「どちらもしっとりめの曲ですけど、それぞれに良さがあります。CDを聞いて気に入ってくれたらぜひライブに来て見てほしいです」

 28日にはいよいよメジャーデビュー。

松下「新しいまねきケチャとして、いいスタートが切れるように頑張らなきゃっという思いですね」

宮内「目標はオリコンのウイークリー3位。プレッシャも大きいですど、目標を達成して、ユニバーサルミュージックの看板になれるよう頑張りたいな」

 見習い天使たちの羽ばたき、しっかり見届けて。(本紙・酒井紫野)
メジャーデビューシングル『どうでもいいや/ありきたりな言葉で』
ユニバーサルミュージックより6月28日に発売。初回限定盤、通常盤ともに1000円(税込)。初回限定盤はメンバーのソロバージョンを収録した〈TypeA−中川美優盤〉、〈TypeB−藤川千愛盤〉、〈TypeC−藤崎真有香盤〉、〈TypeD−宮内凛盤〉、〈TypeE−松下玲緒菜盤〉の5タイプがある。詳細は、まねきケチャ公式サイト(http://www.maneki-kecak.com/