高橋遼伍が青井人と初防衛戦。10・15舞浜は4大タイトル戦【修斗】

10月大会で対戦が決まった魚井(左)と論田(撮影・荒木理臣)

バンタム級注目の魚井vs論田も実現
 プロフェッショナル修斗公式戦「舞浜アンフィシアター大会」(10月15日)の追加対戦カード2試合が9月2日発表された。

 環太平洋フェザー級チャンピオンの高橋遼伍が同級3位の青井人を迎え初防衛戦を行う。すでに発表されている世界フライ級、世界ストロー級、世界バンタム級と合わせ4大タイトルマッチが行われることとなった。

 もう1試合はバンタム級の「魚井フルスイングvs論田愛空隆」。

 魚井は2016年から6連勝中。その中にはZSTフェザー級王者・加藤惇からのKO勝ちも含まれるなど、現在最も勢いのある選手。対する論田はパンクラスや海外で活躍後、修斗初参戦となった7月大会で1R10秒KO勝ちという戦慄のデビューを飾った男。バンタム級注目の一番だ。

 タワーレコードとストリート系アパレルブランド“MOBSTYLES”による新しいミクスチャーイベント「RUN & FIGHT & MOSH Vol.1」内で行われたカード発表には魚井と論田が登場。

 論田は「修斗に前回出て、いい形で勝てて、いきなり魚井選手とできることになってすごく気合が入っています。胸を借りるつもりで僕も思い切りぶんぶん振っていくのでよろしくお願いします」と挨拶。

魚井は自らのドナーカードを掲げ、協力を訴えた(撮影・荒木理臣)

魚井「征矢選手の奥さんが白血病と闘っている」とドナー登録の協力呼びかける
 魚井は「注目の強い相手と試合が決まって本当にうれしい。10月15日はタイトルマッチが4つもあって、他にもメインカード級の熱いカードしかなくて、本当に盛りだくさんのイベント。でも僕が一番元気なフルスイングで、舞浜の修斗を“フルスウイング”させますので、応援お願いします」と挨拶。

 そして「あとひとつだけ。試合と関係ないんですけどこれだけ格闘技ファンの方々が集まっているんで」と前置きしたうえで「修斗フライ級で活躍している征矢貴というすごく強い選手がいて、その人の奥さんが白血病という病気と闘っています。あんな強い選手がなりふり構わず人に頭を下げて、ドナー登録を呼びかけています。微力ながら僕も皆さんの協力を仰ぎたいと思っています。格闘技ファンの皆さん、僕と同じように元気で血の気が有り余っている方も多いと思うので、良かったら10月15日、舞浜に来られる方はこのドナーカードを持って見に来てほしいです。ちょっと血を抜くだけでそんなに痛くないので、良かったら。みんなが協力してくれたら、選手一同、皆さんの血が沸くような試合を必ずお見せします。良かったら覚えていてください」と骨髄バンクへのドナー登録の協力を訴えた。