亀本勇翔「ブレイブ・ジャスティス」【格闘家イケメンファイル Vol.80】

撮影・神谷渚
 格闘技1本で勝負するため広島から上京してきた亀本勇翔。きっかけは、地元広島で見たあの選手。

「高校を卒業した年に上京してきました。進路を決める時に、格闘技1本でやっていこうと思ったんです。格闘技は、物心ついたころから…5歳ぐらいだったと思いますが、近所の空手道場に通うようになり、中学生になった時にキックボクシングを始めました。そのきっかけは、中学の時に見たK-1の試合。たまたま広島で開催されていて、見に行ったんですけど、それまで存在は知っていたけど、そこまで詳しくはなかった。でも会場で生で観戦した時に、めちゃくちゃ衝撃を受けて“これだ!”って。こんな世界があるなら、そこに飛び込みたいってひらめいた感じです。中でも印象に残っているのは、魔裟斗選手。ほかの選手も輝いていたんですけど、オーラがひときわ際立っていた。客席から見ていても、こういう人をスターって言うんだなって。純粋にああいう人になりたいというあこがれを持ちました。ただ、僕が上京を考えていたころは、K-1がなくなっていて、どこを目標にしたらいいか分からなくなったりもしました。それでも絶対にやり続けていたら道は開くと信じて上京しようと決意しました。Krushも盛り上がっていましたし、そこで思い切りやればいいと。最近はK-1も復活し、すごく人気が出てきているので、いい流れがきてるなと思っています」
撮影・神谷渚
 同じジムの選手は仲間でありいいライバル。

「上京するにあたり、とにかく一番選手も多く、レベルの高いジムに行きたいと考え、今のジムを選びました。そこでもまれれば、絶対に強くなるだろうという単純な発想ですね。選手が多いので、そこでの競争も激しいですし、下手するとジム内で埋もれちゃう可能性もある。逆にそこで埋もれるようなら、格闘技をやる意味はない。とにかく同じ階級の選手もたくさんいる中で、しのぎを削って、頭ひとつ、ふたつ抜けだしたいという気持ちでした。ジムの仲間はすごく仲がいいですけど、みんな心に秘めたライバル心は持っていると思う。仲間が活躍したらうれしい反面、やっぱり悔しいし、負けられないと思う。それがいいところだと思うので、本当にいいジムに入れたなと思っています」
撮影・神谷渚
 シャイでクールな印象だが実はいじられキャラ!?

「入門して3年ぐらいはずっと一番下だったんですけど、去年ぐらいから後輩も増えてきた。そろそろ先輩みたいな感じになるかと思ったけど、そうでもなくて(笑)。相変わらずいじられキャラです(笑)。僕、こっちに来てから1度も服を買ったことがないんですよ、全部先輩にいただきました。それこそ、卜部兄弟は田舎から出てきて右も左もわからない僕をご飯に連れて行ってくれたり、いろいろ教えてくれたり、すごく面倒を見ていただいた。洋服も“お前、ダサいな。それじゃダサ過ぎだから、これやるよ”って(笑)。うちのジムはおしゃれな人が多いので、みんな辛口というか、ダサいのに敏感なんです。だから入ってすぐにダサいのがばれて、自分が持ってきた服は全部捨てて、もらい物で暮らしています」

 10月1日には、Krush.81に出場。

「ワンマッチで、相手は大岩翔太選手。KHAOSという大会で優勝するなど、最近売り出し中の勢いがある選手です。サウスポーでガンガン前に来る気持ちのいい選手なので、おもしろい試合になると思います。ただ、自分は勝つのは当然ですし、内容もしっかり意識したいと思っています。試合を見た人が、こいつはチャンピオンになる選手だなって思われるような試合をする。自分はあまりガッと行くタイプではなく、相手の急所を狙って、ちょっとずつ削っていくタイプ。イメージしているのは、先輩の卜部功也選手。テクニカルだけど倒せるというスタイルを目指しています」

 ベルトの先に目標がある。

「魔裟斗さんに衝撃を受け、K-1を目指してやってきたので、もちろんK-1のベルトは目標ですが、僕にとってはKrushもものすごく思い入れのある大切な舞台です。K-1がない時も盛り上がっていて、そこでモチベーションが保てたし、上京する決断もできた。ですから、Krushのベルトも絶対に欲しいものなんです。ただ、どちらのベルトも、取って終わりじゃない。そのあとに、もっと高みを目指すための通過点だと思っています。自分がトップに立った時に、格闘技をもっとすごい上の所に持っていきたい。そうやってベルトの価値を上げていくのが、最終的な目標です」
<過去の格闘家イケメンファイル>
▼浜松ヤマト「ZSTを代表する選手になりたい」【格闘家イケメンファイルVol.77】
http://www.tokyoheadline.com/182611/

▼東本央貴「リベンジしたい選手がいる」【格闘家イケメンファイル Vol.78】
http://www.tokyoheadline.com/183856/

▼関鉄矢「ベルト奪取のために、絶対に負けられない」【格闘家イケメンファイル Vol.79】
http://www.tokyoheadline.com/185345/

撮影・神谷渚
亀本勇翔(かめもと・ゆうしょう)
広島県広島市出身。1994年12月12日生まれ。5歳で空手、その後キックボクシングを始める。地元広島の高校卒業後、上京。10月1日(日)、東京・後楽園ホールで開催される「krush.81」に出場。大岩翔太(チームYMC栃木)と試合が決定。サウスポー同士の対戦に注目が集まる。新空手東京大会K-2トーナメント軽量級 3度優勝。K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST所属。Twitterアカウント:@KAMEmotoyusho