【STAGE】日本のラジオ『カーテン』

『ムーア』撮影:ふくしまけんた/2016年10月/RAFT
 今後の飛躍が期待される若手劇団を集めて贈る、三鷹市芸術文化センターの「MITAKA“Next”Selection」の第2弾。

 この「日本のラジオ」の作品は、古典や実際に起きた猟奇事件をモチーフとし、性的倒錯者やセクシュアルマイノリティーといった個性的なキャラクターを登場させ、物語よりも言葉と関係性を重視し描いているのが特徴。

 残酷な世界を描きながらも「観劇後にさわやかな気分になる」という感想も多いことから、劇団のキャッチコピーが「さわやかな惨劇」となっている。

 代表で作・演出を務める屋代秀樹の「舞台と客席を隔てるのが嫌」という考えから、普段はギャラリーでの上演が多かったのだが、「どうしても劇場でなければ成立しないアイデア」があったところに“Next”Selectionの話があり、そのアイデアを作品化したという。
【日時】9月30日(土)〜10月9日(月・祝)(開演は土14時/19時、日月14時、火木金20時、水14時/20時。※8日(日)は19時の回あり。2日(月)休演。開場は開演30分前。当日券は開演60分前)
【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール
【料金】全席自由席・日時指定・整理番号付き 前売:一般2500円、当日:一般2700円/学生:前売・当日とも1500円(公演当日学生証拝見)、高校生以下:前売・当日とも1,000円(公演当日学生証拝見)/早期観劇割引(30〜4日)は各300円引き
【問い合わせ】三鷹市芸術文化センター(TEL:0422-47-5122=10〜19時 [劇団HP]http://razio.jp)
【作・演出】屋代秀樹
【出演】安東信助、田中渚(以上、日本のラジオ)、今村圭佑(Mrs.fictions)、大塚尚吾、さいとう篤史(ジョナサンズ)、野田慈伸(桃尻犬)、むらさきしゅう、横手慎太郎(シンクロ少女)、吉岡そんれい、太田ナツキ、木村みちる(遠吠え)、藤本紗也香、永田佑衣、松本みゆき、三澤さき(ゲンパビ)