堀口恭司の対戦相手決まらず…。バンタム級GP組み合わせ抽選会【12・29 RIZIN】

トーナメントに参加する7選手
注目のワイルドカードは元UFCファイターのイアン・マッコール

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 2nd ROUND」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で開催されるバンタム級トーナメントの組み合わせ抽選会が16日、都内で行われた。

 15日の福岡大会で石渡伸太郎、マネル・ケイプ、ケビン・ペッシが1回戦を突破。抽選会にはこの3人に7月大会で勝ち上がった堀口恭司、大塚隆史、カリッド・タハ、そしてこの日発表されたワイルドカードの1枠となるイアン・マッコールの7人が参加した。

 マッコールは元UFCファイター。2012年にはUFCフライ級の絶対王者デメトリアス・ジョンソンと対戦し、敗れはしたものの互角の勝負を展開。デメトリアスを最も苦しめた男ともいわれる存在。2015年以降は体調不良もあり試合から遠ざかっていたが、最近UFCを自ら離れ、今回、RIZINのトーナメントへの参加が決まった。
ケイプ(中)の挑発に務めて冷静さを保とうとするマッコールだったが…
マッコールとケイプがひと悶着

 抽選はまず五十音順で1~7の数字が書かれた紙が入ったカプセルを引き、その順番にトーナメントの枠を選んでいくという方式で行われた。タハはドイツからスカイプで参加し、カプセルは代理人として高田延彦RIZIN統括本部長が引いた。

 1番を引いたマッコールが第1試合を選ぶと、2番を引いたタハは第3試合を選択。3番の大塚も第3試合を選び、早くも1カードが決定した。

 続くは堀口との対戦を望む石渡。熟考の末、第4試合を選択。その堀口は5番。なんのアクションもなく、誰も選んでいない第2試合にまっすぐ進む。6番のペッシはマッコールの前から順に眺めながら、最後は石渡と拳を合わせ、第4試合に収まった。

 最後のケイプに残された選択肢はマッコールか堀口との対戦。ケイプはマッコールを選んだのだが、その際にマッコールを挑発しひと悶着。

 堀口との対戦を望む選手もいるなかで、抽選のいたずら、時の運というべきか大本命の堀口の隣だけぽっかりと空くという意外な結果となった。
「誰でもかかってこい」とばかりの堀口
堀口が「決勝は日本人対決にしたい」と石渡と大塚にエール

 この結果を受け、各選手がコメントを出す。

 マッコールが「病気やケガが続いて試合ができなかったのですが、心身ともに健康で試合に臨めるので楽しみ。相手はよく分からない奴ですが、とりあえず頑張ります」と話せば、ケイプは「こいつはビビっている。楽勝だ。1回戦の山本は1分で終わらせると言って、その通りにした。こいつは3分で倒す。1R3分だ。こんな簡単な金儲けはない」とまくしたてた。

 この後、質疑応答、フォトセッションと続くのだが、ケイプは事あるごとにマッコールを挑発。マッコールが怒りのあまり一度は2ショットでのフォトセッションを拒否して控室に引き揚げかけるほど。2回戦は第1試合から大荒れの展開となりそうだ。

 堀口はこの枠を選んだことについては「自分は別に何の理由もなく選んだんですが、できれば決勝は日本人対決にしたいと思って、この枠を選びました」と話した。

 第3試合のタハは「いい相手に決まった。ベルトを持ち帰って有言実行するだけ」、大塚は「マッコールともやりたかったんですが、控室で隣にいたマッコールに“靴下をあげるよ”と言われて親近感がわいてしまいました」とタハを選んだ理由を話した。

 第4試合のペッシは「堀口と試合をしたかったが、どちらにしろ31日の決勝に残って素晴らしい試合をしたい。これが私の願い」と決勝での堀口戦を望むと、石渡は「レベルの高いトーナメントということは分かっている。決勝まで勝ち上がって堀口選手と戦えるよう、1試合ずつ頑張る。彼(ペッシ)の試合は昨日のダイジェストで見た。きっちり勝っていて強い選手だと思った。対戦が楽しみです」と話した。

 もう1枠のワイルドカード枠に関しては、福岡大会で川尻達也を破ったガブリエラ・オリベイラも含め、現在検討中で10月中にも決定の予定。堀口の対戦相手となるだけに、がぜん注目を浴びることとなった。
【RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 2nd ROUND】
◆2回戦第1試合
イアン・マッコールvsマネル・ケイプ
◆2回戦第2試合
堀口恭司vs未定
◆2回戦第3試合
カリッド・タハvs大塚隆史
◆2回戦第4試合
ケビン・ペッシvs石渡伸太郎