【注目候補に聞く 立憲民主党編】今回は安倍政権の傲慢さや驕りを訴えていく選挙

 第48回衆院選(10月22日投開票)の投票日が刻一刻と迫っている。民進党の前原誠司代表が希望の党との合流にかじを切ったことで、行き場を失ったのが民進党のリベラル派。その受け皿として枝野幸男代表代行(当時)が10月3日に結党したのが「立憲民進党」。日を追うごとに存在感を増している同党の注目候補である手塚よしお氏にインタビューした。

手塚よしお(てづか よしお) 東京5区
Q:今回の安倍首相の突然の解散についてはどういう思いがありますか?
A:内閣改造後をし、自ら「仕事人内閣」と名付けたにも関わらず、所信表明もせずに、加計・森友問題を隠すためだけの自己都合解散には、ただただ呆れるばかり。我々は、この政権の傲慢さや驕りを訴えていく選挙だと位置づけています。

Q:得意分野、基本政策を教えてください。
A:原発政策・子育て教育分野。

Q:現在戦っている選挙区の他の候補者に比べて、自分が勝っているところはどんなところですか? アピールポイントをお聞かせください。
A:他候補と比べ、地元出身ということで、昔からの地縁は深いと思う。

Q:今の日本が直面している問題の中で最優先すべきものはなんですか?
A:原発問題を真剣に議論し、省エネルギー・再生可能エネルギ―による新たな産業を国がバックアップし、地方に産業を創出することで、「原発ゼロ」を前に進めて行きたいと考えています。

Q:立憲民主党が“勝利”を宣言できるほどの議席を獲得できたら、日本の政治はどう変わりますか? またどう変えたいですか? 
A:富める者・強い者がさらに強くなるという上からの経済政策ではなく、厳しい環境にある人や苦しんでいる人を下から支えて押し上げる、ひとり一人が豊かになっていき、ボトムアップで草の根から経済成長につなげていく、そんな政策で日本を明るく変えていきます。