主婦の希望をかなえた新製品 パナソニック紙パック式掃除機を発売

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MC-PAシリーズの吹き出し掃除の実演をする担当の福田氏(左)。フローリング掃除の実演では、横からの光で気付く微細な汚れでさえもキレイにふき取るところを見せた

 4月15日、パナソニックはマスコミ向けに節電アドバイスを兼ねた新製品勉強会を開催。当日発売となった紙パック式掃除機MC-PAシリーズの機能説明が行われた(同製品のリリースは2月24日)。
 新たに発売されるMC-PAシリーズは210GX、21G、11G、310GXの4機種(310GXのみ5月25日発売)。前モデルのPA200WXで、イオンローラーを採用して実現した「フローリングの菌までふき掃除」機能が、多くのユーザーから好評を得たことにより、本シリーズでは、この機能をさらに特化した。ポイントになるのは、ブラシ1本1本の形状を丸ではなくY字型にすることで接触点数を増やしたこと、その毛の数を、ブラシ1条につき従来品の10倍に当たる15000本に増加したことだ。同製品担当の福田氏の言葉を借りれば「モシャモシャした」ブラシは、厚みとボリュームがありふき取り効果が極めて高そう。さらに特筆すべきは、そのブラシをV字型にしたこと。通常スパイラル状にされるブラシがV字型に吸い込み口へゴミを誘導、ほこり、ゴミの吸い漏れを防ぐ。ちなみにこのV字ブラシでパナソニックは特許を取っている。細かい粉を使ったフローリング掃除の実演では、従来品でわずかに残るよごれを、見事に吸い取る力を見せつけてくれた。
 以前発売された両方向へ使えるアイロンでもお分かりの通り、ちょっとしたアイデアで格段の使いやすさを実現するのがパナソニックのいいところなわけだが、MC-PAシリーズでは排気を使わない“吹き出し”掃除ができるのがポイント大。家庭の掃除で、ノズルが届かず吸いとれないということはままあるが、この機能を使えば、奥のゴミを外へと送りだし、吸い取るという芸当もできるというわけだ。
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まさにかゆいところに手が届く機能といえよう(吹き出し掃除ができるブロアアタッチメントは310Xのみ同梱)。
 紙パック式掃除機は、特に花粉症に悩まされる人に好評とのこと。従来品ではなかった、フィルム加飾成形を使って、グラデーション、ドット模様などでデザインされているのも、女性としてはうれしい(PA310GXのみ)。4月15日発売、実売価格3万円〜8万円(PA310GXのみ5月25日発売)。


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