“今”を見つめるショートフィルム



米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011(SSFF & ASIA 2011)」が6月16日から開幕。今年初めて登場する企画には“今”を見つめるショートフィルムの熱いパワーがあふれていた!







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映画祭のチャリティーオークションには、映画祭設立当初より同映画祭を応援しているジョージ・ルーカス監督(写真左端・© Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved.)、過去の映画祭で観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督(写真左から2番目)、アーティスト・大黒摩季(写真左から3番目)、三池崇史監督(写真右端)他、豪華著名人が続々参加












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“今、すべきこと”に“今、向き合う”





 1999年、原宿で誕生して以来、日本のみならず世界各国のショートフィルムを上映し、多くの人々に感動を与えてきたSSFF & ASIA。この困難のときにも、勇気と原動力をもたらすことができれば…と、チケット収益の一部寄付に加え、2つのチャリティー企画が立ちあがった。第1弾は「チャリティショートフィルムプロジェクト」。一般から“笑顔になる瞬間”をテーマにTwitter、Facebook、メールから募集し、その写真をつなげて一本のショートフィルムを作るというもの(募集終了)。国内だけでなく海外からも多数投稿があったという。完成した作品は映画祭で上映される。





 第2弾は、著名人が超レア&貴重なグッズを出品する、チャリティーオークション。“映像の力で、日本に笑顔を!”という映画祭の趣旨に賛同し出品するのは、名作『スター・ウォーズ』シリーズの巨匠ジョージ・ルーカス監督、映画『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督、SSFF & ASIA 2006で監督・主演作が話題賞を受賞したガレッジセールのゴリ、過去に、同映画祭で審査員を務めた宮本亜門、デーブ・スペクターなど、豪華な顔触れ。6月初旬に、Yahoo!オークションにて実施予定。







「映像の力で、日本に笑顔を取り戻そう!」 ――俳優/SSFF & ASIA 代表・別所哲也





「今こそ、この国に住まう者、この惑星に生きる者の、人間らしい行動が僕たちすべてに問われているといっても過言ではない」と語るのは、SSFF & ASIAを立ち上げ、以来代表として映画祭を育ててきた俳優・別所哲也。「被災された方々が、積み重ねたこれまでを失うだけでなく、未来まで失わないために、僕もできることからはじめます。私自身の俳優活動だけでなく、代表を務める映画祭でも何ができるか? そして何をすべきか? 日々考えながら前進します。映画・演劇、そしてアートができることが必ずある。そう信じています」。










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初登場「3D部門」がスゴイ!





『アバター』の大ヒットにより到来した3D映画の新時代。映画祭でも「3D部門 supported by SHARP」が今年から新登場。ラインアップは全10作品。そのうち3作品が日本の作品。新しい撮影技術を使ったもの、目への優しさを追求したものなど、多彩な出品作から、3D業界の最新事情も知ることができる。現状では、やはり海外市場のほうが実写・アニメーションともに3D作品制作が盛んだという。今回のSSFF&ASIAの3D部門では、シャープの「スマートフォン3DコンテストCG・アニメーション部門」の優秀作品もノミネートされる。3D作品に関心のある一般のクリエイターもぜひ注目を。また、会期中は特別審査員の押井守監督が来場しての授賞式や、山崎貴監督が来場するイベントも予定している。

































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『27年後』韓国SF映画のシン・テラ監督作。タイムマシンを作った発明家に起こったハプニングとは?







『プラスティシティ』ライトペインティングを駆使したユニークな映像美に注目





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『2028 Belief』“テニミュ ”出演の川隈美慎と美女暦グランプリの瀬古あゆみが奏でる近未来恋愛映画







『ボート・トリップ』謎の男に追われる主人公のボートチェイス。3Dならではの迫力映像にくぎ付け!














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「落としもの」本年度オスカー受賞作!







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フルCGで映像進化の最先端を見つめる





 世界基準のフルCG作品ばかりを集めた「CGプログラム」も今年の見どころ。IT関連やデジタルコンテンツの人材養成スクールなどを運営するデジタルハリウッドとのコラボで生まれたこのプログラムでは、2011年米国アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した「落としもの」(写真)をはじめ、最新のCG技術が駆使されたショートフィルムを堪能できる。ショートフィルムならではのドラマチックな展開とダイナミックなCG演出に、目が離せない作品ばかり。











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名作『リトルダンサー』のスティーブン・ダルドリー監督作『パパの思い出』(写真左)。


第一次世界大戦中の実話をもとにした感動作『オフサイド』。英独両軍がにらみ合う最前線で、1つのサッカーボールが巻き起こした奇跡とは(写真右)。







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Jリーグ20周年。サッカー映画集合!





 20周年を迎える日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とのタイアップで新登場したのが「フットボールプログラム」。今回は、“フットボール”をテーマにしたショートフィルムを世界中から集めて上映。本プログラムの設立に際して大東和美チェアマンは「Jリーグが設立時より伝え続けてきた“スポーツを通じたより豊かな社会・文化づくり”を強化したい」とコメント。フットボールを通して描かれる人間模様とドラマの数々に“映像の力”そして“スポーツの力”を感じとることができるはず。





















6/16開催!「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011」





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「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とは、短いもので1分、長いものでも25分というショートフィルムを上映するユニークな国際短編映画祭。1999年に原宿で誕生し、今年で13回目の開催となる。世界中から毎年4000品以上の応募作品が寄せられるコンペ部門だけでなく、著名な映画人たちが参加する豪華作品も多数上映される。





ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011


会場:表参道ヒルズ スペース オー(6月16〜19日)、ラフォーレミュージアム原宿(6月22〜26日)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(6月17・18日 オールナイト上映)、シネマート新宿(6月17〜24日 3D部門上映)、ブリリア ショートショート シアター(6月18〜26日 横浜開催)※チケットは5月14日より発売開始


http://www.shortshorts.org/2011/