「元気ですか!!」でヒョードルが石井をKO



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ヒョードルが実力差を見せつける豪快KO勝ち (写真右下)青木はグラウンドで北岡を終始圧倒
(撮影・蔦野裕)





 格闘技イベント「元気ですか!! 大晦日!! 2011」が12月31日に開催され、メーンで行われた元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルと北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト石井慧の一戦は1R2分34秒、KOでヒョードルが勝利を収めた。



 ヒョードルは4年ぶり、石井は1年前の大晦日以来の日本での試合。ヒョードルに至っては日本ラストマッチの可能性もあり、格闘技ファンの注目を集めた。



 2011年は3連敗を喫するなど一時は引退を噂されたヒョードルは11月のモンソン戦で復活。かつての「60億分の1」といわれたころのたたずまいを取り戻しての来日だった。



 ゴングから積極的に前に出ようとする石井だが、ヒョードルはカウンターで冷静にさばく。復活のきっかけとなったローキックで石井の動きを止め、強烈なコンビネーションパンチで石井の顔面をとらえると、思わずひるむ石井。最後は右ストレート、左アッパー、右フックとたたみかけると、石井はばったりとダウン。パウンドにもいかないほどの完璧なKO勝ちを収めた。



 王者・青木真也に北岡悟が挑戦したDREAMライト級タイトルマッチは3−0の判定で青木が2回目の防衛に成功。この階級での日本一決定戦といっても過言ではない戦いだったが、青木がグラウンドで終始圧倒。4Rにはバックを取ってのチョークスリーパーであわや一本の場面もみせたが、北岡が意地でしのいだ。



 王者・高谷裕之にリオン武が挑戦したDREAMフェザー級タイトルマッチ。ともに破壊力のある打撃を持つだけに、早い回でのKO決着が予想されたのだが、試合はフルラウンドの末、判定に。終始圧力をかけ続け、手数でも勝った高谷に対し、カウンターを狙うリオンはなかなか飛び込めないうえパンチも単発に終わり、3−0の判定で高谷が防衛を果たした。



 またこの日準決勝と決勝が行われたDREAMバンタム級世界トーナメントはホドルフォ・マルケス・ディニスとアントニオ・バヌエロスを破ったビビアーノ・フェルナンデスが圧倒的な強さを見せ戴冠した。