FC東京が天皇杯サッカー初制覇

ph_sports0200.jpg

優勝カップを持つ今野(左)と大熊監督(Photo/AFLO)

 最後の元日開催となる天皇杯サッカーの決勝戦が1日、国立競技場で行われた。史上初のJ2同士の決勝は、来季からJ1に昇格するFC東京が4−2で京都パープルサンガを破り初優勝した。

 FC東京は前半13分にドゥトラのドリブルからのこぼれ球を中山に決められ先制を許すも、その2分後には今野がヘッドで同点に追いつく。続く36分には森重、42分にはルーカスが個人技で立て続けに得点を重ね前半で3−1と勝利を決定づけた。その後も右サイドからはMF石川を起点に、左サイドではワンツーからルーカスがDFの裏に抜け出し再三チャンスを作り、京都DF陣をほんろう。守ってはザックJAPANの守りの要でもある今野を中心に京都の若い攻撃陣を押さえ込んだ。

 同日行われた全日本女子サッカー決勝はなでしこJAPANの主力が多く所属するINAC神戸が3−0で新潟を破り2大会連続2度目の優勝を飾った。