落語家になったナベアツ ヒゲ封印で高座デビュー



 お笑いタレント、世界のナベアツ改め、落語家の桂三度が3日、品川プリンスホテルで行われた「新春!しながわ寄席」で高座デビューした。トレードマークのひげを剃って登場した三度は、「もう落語家になりましたので、以前のように桂“さぁ〜ん”度なんて言いません」。堂々としたデビューに、師匠の桂三枝は「たいしたもんだ」と目を細めた。





 三度はこの日、トップバッターとして登場。昨年夏から練習してきた自作の新作落語「お出かけ」をテンポ良く披露。約15分にわたり、近所に現れたUFOと恐竜のどちらを見に行くかでモメる家族を演じ、300人を爆笑させた。





 終演後、三度は「ひげは今朝剃りました。落語の道で生きていこうと思うので。今は優秀な付けひげもあるから、なんとかなりますし」とジョークを交えて固い決意を告白。今後も高座では基本的にひげは“封印”するといい、弟子のデビューを舞台袖で見守った三枝は「落語にかける気持ちを感じた。(新作落語に)嫁はんが出てくるんで、(観客が)イメージを作りにくいなと思っていたら剃ってきたんで、本気やなと」と称賛。「まだ一人コントっぽいところがあるんで、それが落語っぽくなってくれれば」とアドバイスした。三度は「師匠の教えを100%守って頑張るだけ」と決意を新たにした。