岩佐美咲 インタビュー 「思いっきり歌うしかない」

AKB48から初の演歌歌手が登場!

国民的アイドルグループのAKB48から初めての演歌歌手が登場する。チームAの岩佐美咲が、2月1日にシングル『無人駅』でデビューする。切ない大人の恋を歌い上げるこの曲にどう挑んだのか。本人にインタビューした。

ph_inter0300.jpg

――デビューシングル『無人駅』の発売日が迫ってきましたね。

「いよいよだなって実感が沸いてきました。ブログを通じて応援コメントや感想をいただいていて、読ませていただくたびに気合入ってます!」

――『無人駅』は演歌。AKB48とは、真逆にあるといってもいい曲です。

「演歌といってもいろいろなタイプの曲があるけれど、タイトルもイントロも渋い、いわゆるド演歌。歌詞にしても、大人で切ない失恋ソングですね」

――作詞は秋元康さんです。

「そうなんですよ! 私のことを想像しながら書いてくれたのかもしれないと思うと、うれしいし光栄です。聞いたところによると、秋元先生はいいのが書けたんだよって話してらしたそうなんです。秋元先生がそうおっしゃるんだったら、相当いいってこと。だから、私は、この曲をできるだけ多くの人に届けられたらと思います」

――歌詞のなかにある“北の岬”というフレーズが、岩佐さんの名前(美咲)に聞こえてきたりします。

「先生のことだから狙ってるんじゃないかなとも思いますね。サビの“私なんかいなくなっても そう誰も気づかれない”ってところも、私、ネガティブなタイプで、いろいろ悩んでいた時期もあったりしたんで、くみ取ってくれているのかもしれません。聞いてくれる方で、私を知っていて下さる方は、この曲って私らしい感じもするんじゃないかな」

――歌うのには苦労もありましたか?

「一番難しかったのは曲を理解することでした。この曲で歌われている切ない感じだとか、体験したことがないですから。そこで、持ち前の妄想力を発揮していきました。主人公は長い黒髪の美人さんで……なんて。そうすると、自然と風景も浮かんできたりして、こう歌いたいなってイメージがわいてきました。ただ、それをどう表現したらいいかっていう問題もあって……。演歌歌手としては始まったばかりで未熟だし、経験もない。技術があるわけでもないです。だから、自分らしくあることを心がけています。今の私だから歌える歌い方で、思いっきり歌うしかないかなと思っています」

――初回盤のカップリングでは『ヘビーローテーション』の演歌バージョンにも挑戦!

「演歌になっちゃうものだなって思いますよね(笑)。歌うのはすごく難しかったですよ。歌って踊ってノリでっていうのが体に刻みこまれているので。特に、英語のところがすごく難しかった! ただ、ここまで難しいと、もういいや! やってしまえって、レコーディングには集中して臨めました。途中から、その真剣具合が楽しくなっちゃいましたし、改めて歌詞を読み返すことで、深い歌詞なんだなって再発見もあって。やっぱり秋元先生すごいなあと思いました(笑)」

――今後の目標を教えてください

「演歌歌手として一人前になりたいです。大先輩と同じステージに立つチャンスもあるので、恥ずかしくない実力はつけていかなきゃいけないなと思うし、応援してくださる人たちに恩返しできるような歌手になりたいです。それとAKB48を応援してくださっている方や演歌に親しみのない世代、演歌ファンのみなさん、おじいちゃんやおばあちゃん世代、お父さんお母さん世代のの架け橋になれたらいいなと思います」

(本紙・酒井紫野)

ph_inter0301.jpg

New Single『無人駅』

初回盤のDVDには、『無人駅』のミュージックビデオのほか、AKB48のメンバーによるお祝いコメントなどを30分以上収録! 通常盤のカップリングには『帰郷』の岩佐美咲バージョンも収録。徳間ジャパンコミュニケーションズより2月1日発売。初回盤(CD+DVD)1600円、通常盤1000円(ともに税込)。