東京食道楽第81回





NON STYLE 石田明の胃袋をわしづかみにした店。





五反田・坊乃





スピード感あふれる漫才で、若手ながら実力派と称されるNON STYLE。そのネタを作っているボケ担当の石田は、俳優として舞台でも活躍している。ナルシストキャラの井上に対し、"白くて華奢なほう"の石田の別の顔とは...。





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撮影協力:坊乃/撮影:今井七生





 仕事の合間に一人でふらっと取材現場の店に来た石田。マスターに「また来ちゃいました」と挨拶。もしかして超常連?

「そうですね。実は今日取材っていうことを忘れていて、昨日も来てました(笑)」

 昨年12月にオープンしたこのお店、オープン前から気になっていたと言う。

「五反田に住んでいるので、ここがオープンしてから多い時は週3回、少なくても週1、2回は来ていますね。基本的には1人で来ます。パソコンを持ち込んで、仕事をしながら...。で、酔っぱらってきたらパソコンを閉じて、マスターと話をしながら食事を楽しみます。最初は入り口に近いカウンターで、ビールを飲んでいたんですけど、今はだんだん奥のほうに追いやられて、端っこに座っています(笑)。最初に来た時に頼んだ"手羽先大根煮"が、めちゃくちゃおいしくて、一瞬で胃袋をわしづかみにされました。甘辛な味付けで、手羽先がぷるんぷるんしていて、骨から肉がほろほろとすぐに離れるぐらい柔らかい。それに大根にもしっかり味が染みているのに、煮崩れていなくて食感もしっかり残っている。もうこれは絶品ですね」

 八戸の漁港から直送される新鮮な魚を使った料理が中心の店だが、それ以外にもさまざまなメニューがそろう。

「お店の名前も坊乃(ボーノ)というように、イタリアンテイストのメニューもあるので、飽きないんです。どの料理を食べてもおいしいから、最初に来た時に、一通りのメニューを制覇するまで通いますって言ったら、知らない間にどんどんメニューが増えていた(笑)。ポテサラも頼まなかったことないんじゃないかな。なんかポテサラって安心するでしょ。"おかえり"って言われている感じ(笑)」

 ポテサラを頬張る石田の姿はすっかり自宅の台所といった雰囲気。店内には石田が今度出演する舞台のチラシもしっかりと張られている。



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(1)おまかせ「刺し身3点盛り」(1800円)。この日はその日仕入れた旬の魚をおまかせで。(5点盛りは3000円)。 (2)石田が行くと必ず頼むという「ポテトサラダ」(450円)。 (3)「牛すじの土手煮」(650円)。ちょっと濃いめのイタリアンな味付けがパンによく合う。 (4)「手羽先大根煮」(700円)。「味付け、食感、すべてがパーフェクト。これでやられました」(石田)







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「今度の舞台は再演です。昨年は震災直後ということもあり、3日間だけしか公演できなかったんです。その時は舞台に立てる喜び、お客さんに笑ってもらえる幸せを毎公演感じて、日々感謝の気持ちでやっていました。それがすごく評判が良くて、今田(耕司)さんやロンブーの亮さんも見に来てくれて、絶賛してくれました。だからカーテンコールで勝手に再演しますって言っちゃった(笑)。座長自ら宣言しちゃったので、周りのスタッフの方々が実現してくれました」

 幻の舞台が再演されるとあって、期待度は高まり、今回は東京のほか、大阪、仙台公演も。

「5回だけの上演だったんですけど、噂が噂を呼びまして(笑)。被災地でもやりたというのも皆、同じ気持ちで。別れを扱った舞台なので、どうなのかとも思いましたが、今だからこそやるべき舞台だなとも感じたし、今田さんも同じことを言って下さったのでぜひやりたかった。9割爆笑で、1割涙という感じですが、最後にはすごく元気になって、新しい一歩を踏み出そうって思える前向きな作品です」

 新キャストを手なずけようと画策しているという噂もあるが...?

「前回の若手は、僕にあこがれているとか結構言ってくれていたんですけど、今回の猪塚、栁澤はまだ言ってくれてない。前回は、飲みに連れて行って金に物言わせて信頼を買っていたけど、今回はまだそれをしていないのが不安なんです(笑)」

 役者としての評価も上々だが、きちっと話を落としてくれるあたりはさすが。爆笑と涙と希望。今だから見たい、そんな舞台に出会えそうな予感だ。

















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坊乃





【住所】品川区五反田1-30-6 モリカワビル1F 【TEL】03-5434-1088 【営業時間】11時30分~14時、17~23時30分ごろ 【定休日】無(日曜は問い合わせ)


















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INFORMATION





あの話題の舞台、「スピリチュアルな1日」再演決定!



 昨年、東日本大震災により一部公演が中止になった舞台「スピリチュアルな1日」が再演される。脚本は新進気鋭の若手脚本家として活躍する小峯裕之。また、演出は人間の内面を丁寧に描く作風に定評がある板垣恭一が務める。

 心霊特集でオンエア予定のドキュメンタリー映像にトラブルが発生。TVディレクターの三井は、今話題の霊能力カウンセラーを自宅に招き、急きょ撮り直しを決行するが...。霊を信じる者と信じない者、そして霊を含む全員の思惑が交ざり合った瞬間、切ない奇跡が生み出される!

 今回は片桐仁など強力な新キャストを迎え、多くの再演希望の声に応え、さらにパワーアップした舞台を魅せる。





舞台「スピリチュアルな1日」


【東京公演日程】6月13日(水)~24日(日)


【劇場】あうるすぽっと


【脚本】小峯裕之 【演出】板垣恭一 【出演】石田明(NON STYLE)、須藤理彩、片桐仁、吉本菜穂子、諏訪雅(ヨーロッパ企画)、猪塚健太、今井隆文、栁澤貴彦


【チケット料金】前売5500円、当日6000円(全席指定・税込)


【チケット取り扱い】<チケットぴあ>0570-02-9999(Pコード:419-435) <ローソンチケット>0570-084-003(Lコード:39921) <イープラス>http://eplus.jp/ <チケットよしもと>0570-041-489(Pコード:419-519) <Confetti>0120-240-540


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