腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 亀山登美さん

月からナチスが攻めてくる…!?
 ちょっ…亀山さん、そのコスプレって…。「ナチスの軍服のレプリカなんですけど、かなり精巧に作られてるでしょう」。いや、そういうことではなくて。「すごく厚手なんで、暑くて仕方ないんですけどね」。そういうことでもなくて。「そもそもナチスの軍服というのは、機能性よりも見た目のカッコ良さを追求して作られたそうなんです。これもナチスのプロパガンダなんですね」。
 そう、なぜ亀山さんがこんなキワドイ格好をしているかというと、現在公開中の映画『アイアン・スカイ』の宣伝、つまりは“プロパガンダ”のためなのだ。一体、どんな映画かというと…。「月の裏側に潜んでいたナチスが地球を侵略しに来るという話です」。はあ?「いや、これがかなり頭のいい風刺作品なんですよ。時代錯誤なナチスを軸に、ナチスはもちろん、新帝国主義とも呼ばれるアメリカや、世界の現状を痛烈に皮肉っているんです。これがヨーロッパでも大ヒットを記録してるんですよ」。ファンからカンパで製作費1億円が集まったとか。「ナチスには“最初にUFOを作った”とかSFチックな都市伝説のようなエピソードが多く、SF映画ファンやミリタリー趣味の人にもツボだったようです。とにかく見た人が次々ハマってますので、このままプロパガンダを遂行します!」。確かに“プロパガンダに踊らされやすい現代人に警鐘を鳴らす作品”とほめたところで、見るまでは信じてもらえないでしょうね…。
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『アイアン・スカイ』
監督:ティモ・ヴオレンソラ 出演:ユリア・ディーツェ他/1時間33分/プレシディオ配給/新宿武蔵野館他にて公開中 http://gacchi.jp/movies/iron-sky/http://gacchi.jp/movies/iron-sky/