夏帆「何かに追われているような気持ち」

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  21日にスタートするドラマ『ヒトリシズカ』(WOWOWプライム、日曜午後10時)の試写会が14日、都内で行われ、主演の夏帆が登壇した。

『ストロベリーナイト』『ジウ』などの誉田哲也による同名の小説が原作。5つの殺人が起こり、警察が事件を追うなかで、ある女性が浮かび上がってくる、ストーリー。

 ミステリアスなヒロイン・静加を演じる夏帆は、「演じた私にも彼女の真実はわかりませんでした。きっと静加自身も自分が何者なのかわかっていなかったと思う。そんな難しい役柄で、主演ということもあり、撮影中は常に何かに追われているような気持ちでした」と、撮影時の思いを語りつつ、あいさつした。

 メガホンをとった平山秀幸監督もあいさつに立ち、「1話ごとに独立した話でもあり、高橋一生さん、新井浩文さんたち警察側の人間を演じる俳優が毎回登場してくる。彼らは自分の番だってプレッシャーをかけてくるので、僕は息を抜く暇がありませんでした」と、監督自身もプレッシャーを感じていたことを吐露。そのうえで、「舞台系の役者さんが多く曲者ばかりなので、その丁々発止の演技にも注目してほしい」とPRした。

  21日スタート。第1話は無料放送。詳細は公式サイト(http://www.wowow.co.jp/dramaw/hitorishizuka/)で。