鈴木寛の政策のツボ 第二十一回

ニッポンの元気を大いに湧かしたクリスマス
 以前本紙でもお知らせしましたが、先月25日のクリスマスに「Cheer! NIPPON」を国立競技場にて開催致しました。
 国立競技場の聖火台にはロンドンオリンピックのメダリストたちがつないだ聖火が灯され、「Cheer! NIPPON」はスタートしました。
 午前中は為末大さんが総合司会を務める「東京スポーツサミット」が開かれ、朝原宣治さん、卓球の松下浩二さん、ビーチバレーの朝日健太郎さん、競輪の長塚智広さんらとともに、日本のスポーツの未来について話し合いました。
 午後1時からは、実行委員長の川淵三郎さん、元バレーボール女子日本代表監督の柳本晶一さん、元ヤクルトスワローズの古田敦也さん、為末さんらと特別シンポジウムを開催し、私も「スポーツとコミュニティの創発」についてスピーチさせていただきました。
 時を同じくして、グラウンドやクラブハウスでは「スポーツ体験“神ワザ”への挑戦」と題して、陸上競技、ラグビー、野球、卓球、バレーボール、フェンシング、ボクシング、ブラインドサッカーのオリンピックメダリストが子どもたちにスポーツ体験の機会を届けました。子どもたちはとても真剣な顔で、オリンピアンから直接指導を受けることができました。その後の「絆リレー」では、被災地から招待した子どもたちとオリンピアンやアスリートたちがともにバトンをつなぎ、国立競技場のグラウンドを走り抜けました。
 そして夜19時からは、今回の目玉である東日本大震災チャリティマッチが行われました。前半は澤穂希選手率いるなでしこジャパン主力チーム(21歳以上)とヤングなでしこチーム(U-20)が対戦し、なでしこ主力チームが澤選手、熊谷紗希選手、鮫島彩選手のゴールで見事3—0で勝利を収めました。後半は両チーム連合の女子チーム対男子OBの“レジェンドチーム”の対戦が行われ、なでしこチームの大儀見優季選手が最初にゴールを決めましたが、その後レジェンドチームの北澤豪選手、前園真聖選手がゴールを決め、男子チームが意地を見せて2—1で競り勝ちました。
 夜のスペシャルマッチには3万674名もの観客にお越しいただき、たいへんな盛り上がりを見せました。スポーツの力で被災地を、日本を元気にしたいという熱気が伝わってきたようでした。そして、2020年のオリンピック・パラリンピック招致に向けて大きな一歩を踏み出せた一日でもあったと思います。お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。これからも、スポーツの力を信じて、ニッポンの元気を湧かしていきましょう。
(元文部科学副大臣・参議院議員)
「Cheer! NIPPON」公式ホームページはこちら: http://cheernippon.jp/