東京タワー「GRAND HEART 2013」が点灯

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 開業55周年のスペシャルイベント「GRAND HEART 2013」の点灯式が18日、東京タワーのフットタウンビル屋上で行われた。


 同イベントは、東日本大震災からの復興途上にある被災地の人と、日本中の人が更なる支援の気持ちと未来への希望を抱くことを願い、東京タワーから希望のメッセージを発信するもの。


 著名人のメッセージが書かれた55基の東京タワーのオブジェがハートの台に置かれ、その真ん中には被災地の小学生が書いたハート型の花が展示。点灯ボタンが押され、東京タワーのオブジェに灯りがともると、優しい光がハート型に浮かび上がり、幻想的な風景が広がった。


 点灯式には日本電波塔社長の前田氏と照明デザイナーの石井幹子氏のほか、被災地の仙台市青葉区から観光に来ていた家族も出席。前田社長は「東京タワーは、震災以来被災地支援を続けている。55周年となる今年、55本のフィギュアに明かりを灯し、更なる支援を続けていきたい」と復興支援の継続を約束した。


 「GRAND HEART 2013」は、3月31日(日)まで、毎日点灯。期間中、会場には募金箱を設置し、集まった募金は被災地の子どもたちに贈られる。