「期待して!」錦戸と堀北がおもてなしで試写会

 有川浩の人気小説を映画化する、『県庁おもてなし課』(三宅喜重監督、5月11日公開)の完成披露試写会が17日、都内で行われ、関ジャニ∞の錦戸亮、女優の堀北真希、高良健吾ら主要キャストが舞台挨拶に立った。錦戸は「すてきな映画になっているので期待して」とPRした。

 映画にちなみ、“おもてなし写会”と題されたイベントでは、錦戸と堀北がロビーで来場者1100人をお出迎えしたり、開演前には「携帯電話の使用は控えて」といった場内アナウンスにも初挑戦。堀北は途中で噛んでしまってやり直すなど、「せっかくのおもてなしだったのに、噛んでしまってすいません」と照れた。

 錦戸は頼りないけれどやる気はある県庁の若手職員という役どころ。堀北演じる有能なアルバイトとの恋もあるようだが、「(演じている役が)劇中で多紀(タキ)ちゃんと言えないように、(堀北)本人を前に真希ちゃんと言えなかった。2週間前ぐらいから言えるようになりました」と、裏話を紹介。高良が堀北を「堀北さん」と呼んでいることを聞き出すと、「勝った!」と大喜びだった。

 また映画のなかで関めぐみに水をかけられるシーンについて、錦戸が「(自分の)後ろにいる真希ちゃんにも水がかかってしまって何度も着替えてましたね。僕が船越(英一郎)さんぐらい大きかったら良かったんですけど、守れなかった」と話したが、堀北は「ハートで(守ってもらいました)」と笑顔を見せた。