大沢たかお、カンヌ映画祭の「評価楽しみ」

20130423a.jpg 映画『藁の楯 わらのたて』のレッドカーペットイベントと舞台挨拶が22日、都内にて行われ、俳優の大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也、岸谷五朗、伊武雅刀、永山絢斗と、三池崇史監督が登壇した。


 同作は、10億円の懸賞金がかけられた凶悪な容疑者を、命がけで移送する任務を与えられたSPたちの葛藤を描くサスペンス。警護チームを大沢、松嶋、藤原、岸谷、伊武、永山が演じ、凶悪犯を藤原が演じる。


 主演の大沢は「経験したこともないようなスケール感の撮影だった」と撮影を振り返り、男性顔負けの能力を持つ女性SPを演じた松嶋について「もう男性にしか見えなかった。女性だから気を使わないとと思わせるものを一切見せず、みなさんと堂々と渡り合っていて素晴らしかった」と絶賛。松嶋は「男性に見えるように歩き方などを努力していたので(笑)」と照れ笑い。


 また、同作が5月15日から開幕となるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されたことも発表され、三池監督は「最もカンヌに遠いジャンルの作品だと思うので、選んだ方々は勇気があるというか、感謝しています」と驚きと喜びを語り、大沢も「世界の人に見てもらって、どう評価されるのか見届けたい」と意気込みを見せた。監督と大沢は同映画祭に参加する予定。


 映画は4月26日より新宿ピカデリーほかで全国公開。