よしもと芸人が楽しく教えます! 笑楽校開校

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  数多くのお笑い芸人を抱える吉本興業と東京学芸大学がタッグを組み、笑って、楽しんで、学べる学校『笑楽校(しょうがっこう)』を9月に開校する。それに先立って、8月9日から、表参道ヒルズのスペースオーで、オープニングイベント『笑楽校 Presents SUMMER SMILE SCHOOL!』を行うことになり、19日、新宿区の同社で発表記者会見が行われた。

 オープニングイベントは、この学校の内容を凝縮させたプログラムで構成。授業は、1日12コマで計120コマ。国語のカテゴリーでは、電子絵本を一緒につくるFUJIWARAの藤本の『パパ芸人が作ったおもしろ絵本で遊ぼう!』、言葉遊びを楽しむFUJIWARAの原西による『ギャグ1兆個持っている原西先生が教える「ギャグ講座」』、さらに音楽では幼稚園で人気沸騰中だという『エアギター1位のダイノジ先生が教える「体で楽しむ音楽」』を筆頭に、くまだまさしによる図工、楽しんごによる保健体育、チャド・マーレンによる英語などさまざまな授業が予定されている。

 また、校庭をイメージしたスペースを用意。そこには、触るとつっこむ「ツッコミの樹」や、画面に映った自分が芸人に変身する「げいにんへんしんSaika」など、最新技術を取り入れたコンテンツが多数登場するという。

 この日の会見には、同校の校長に就任した間寛平、副校長の山田花子のほか、講師を務めるFUJIWARA、レイザーラモン、ダイノジらが出席。間校長は「素晴らしい、明るい学校にしていきたい。不始末をしたらすぐクビにします。全員に期待しています」と、講師陣への叱咤を含めて、あいさつ。山田副校長も「アットホームな学校にしたい」と、話した。

『笑楽校』は、「笑顔を学ぶ。笑顔で学ぶ」を校訓とした、子どもたちが、笑って、楽しめて、学べる学校。「あかるく元気な子をそだてる」ことを教育目標に掲げ、授業を行う。対象は、5歳~小学校6年生までで、吉本興業東京本部の教室で土日2コマの授業を計画。講師は、よしもと芸人を始め、クリエーター、教授、スポーツ選手などが務める予定。開校は9月中旬。

   オープニング イベントは入場無料だが、授業に参加する際にはチケット(前売500円)が必要。参加年対象は5~6歳までで、7歳未満の参加は保護者同伴が条件となる。詳細は公式ホームページ(http://yoshimotoshogakko.com/)で。