上戸彩、スペインの映画祭で日本語指南!



 12月公開の映画『武士の献立』が25日、スペインで行われているサン・セバスチャン国際映画祭・料理部門で上映され、主演の上戸彩と朝原雄三監督が舞台あいさつに登壇。上戸は「こんにちは、ドノスティアの皆さん、サン・セバスチャンに来ることができてうれしいです。ありがとう」と、スペイン語であいさつし、大きな拍手で迎えられた。


 同作は、料理方の役目についた夫と、そんな夫を支える料理上手な妻の絆を描いた時代劇。


「美食の街サン・セバスチャン国際映画祭に招待され、本当にうれしいです」と、感激を語った上戸。「日本には”いただきます”と食前に言うマナーがあります。この機会にぜひ、覚えて帰ってくれたらうれしいです」と語りかけ、観客をすっかり魅了した様子。


 また、この日の公式ディナーでは、スペインのゴルカ・チャパルテギシェフと高木慎一朗シェフが、映画をイメージした特別ディナーを創作し、約100人に振る舞った。その後の質疑応答でも映画や日本料理について参加者から次々と質問が飛び出し、上戸、監督ともに大きな手ごたえを感じたようだ。


『武士の献立』は12月14日より全国公開。