東京に世界の映画がやってくる! 第26回東京国際映画祭

毎年、東京・六本木を中心に開催される東京国際映画祭が今年も17日から開幕。コンペティションをはじめ、豪華な特別招待作品や国内外の俊英作品を上映するほか、多彩なイベントも目白押し。映画を満喫する9日間がスタート!
 1985年に、日本で初めての大規模な映画の祭典として誕生して以来、東京に世界の映画コンテンツが集結する大規模なイベントとして愛され続けている東京国際映画祭(以下:TIFF)。26回目を迎える今年は、来場ゲストの豪華さに加え複数の部門がリニューアルするなど、例年以上に充実した映画の祭典となりそう。

 すでにトム・ハンクスやロバート・デ・ニーロ、ソフィア・コッポラなど、ビッグネームが来日を決定しており、TIFFのトレードマークであるグリーンカーペットのセレモニーも期待が高まる。このグリーンカーペットは環境負荷の低減を目指し回収されたペットボトルを再生して作られたもので“エコな映画祭”を目指すTIFFには、なくてはならない存在だ。

 TIFFでは、映画ファンだけでなく大人から子どもまでが楽しめる多彩なイベントも充実しているので、どんな映画を見たらいいか分からないという人も、未知の出会いを求めて会場を訪れるべし。


『キャプテン・フィリップス』
 今年のオープニング作品に決定した話題作。実際に起きたソマリア海域人質事件を『ボーン』シリーズのポール・グリーングラス監督と実力派俳優の代表格トム・ハンクスがタッグを組んだ社会派ドラマ。ソマリア海域で武装した4人の海賊に襲われ、乗組員を開放する代わりに自分1人が人質となった、マースク・アラバマ号のリチャード船長の緊迫の4日間を描く、勇気と感動の実話。主演のトム・ハンクスは来日も決定。グリーンカーペットを盛り上げてくれそうだ。


豪華な話題作がずらり 特別招待作品

 まだ日本で公開されていない、話題の最新映画をいち早く上映。ハリウッドの超一流映画人たちが登場する舞台あいさつなども開催されるので、楽しみにしている人も多いのでは。今年は、トム・ハンクス主演の社会派ドラマ『キャプテン・フィリップス』がオープニング作品に、三谷幸喜監督、待望の最新作『清須会議』がクロージング作品に決定。他にも、本年度のカンヌ国際映画祭で史上初めて、監督と主演2人にパルムドールが贈られ話題となった『アデル、ブルーは熱い色』、名匠・トルナトーレ監督による極上のミステリー『鑑定士と顔のない依頼人』、ソフィア・コッポラ監督最新作『ブリングリング』、“包丁侍”とその妻の奮闘を描く『武士の献立』、感動の青春映画『潔く柔く』など豪華な未公開作品が揃う。




今年のグランプリは!? コンペティション
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 ハイクオリティーなプレミア作品が世界各国から集結し“東京 サクラ グランプリ”を競う、映画祭のメイン部門。TIFF史上最多の応募があった昨年、グランプリに輝いたフランス映画『最強のふたり』が、国内外で大ヒットを飛ばし、大いに話題となったことを覚えている人も多いはず。そんな秀作が集まるコンペ部門だけに、今年の受賞作品も楽しみ。ちなみに日本映画では榊英雄監督、大森南朋主演『捨てがたき人々』と深田晃司監督、二階堂ふみ主演『ほとりの朔子』が選出されている。今年は審査委員長を務めるチェン・カイコーを筆頭に、ムン・ソリ(女優)、クリス・ブラウン(プロデューサー)、クリス・ワイツ(映画監督/脚本家/プロデューサー)、寺島しのぶ(女優)が審査にあたる。



東京国際映画祭2013 注目トピックス60209.jpg

超豪華な海外スターが来日!

 海外スターでは、トム・ハンクス、ロバート・デ・ニーロ、ソフィア・コッポラ、エレン・ペイジらが来場予定。来場する上映イベントのチケットを取ることができなかったら、日本の豪華映画人も多く来場するグリーンカーペットを狙え!?


あの作品の味がする!?ポップコーン

 会期中、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは東京国際映画祭学生応援団&ジャパンフリトレーが発案した限定ポップコーンを販売!フレーバーは洋画をイメージした〈ハバネロチーズ味〉と邦画をイメージした〈塩抹茶味〉。Mサイズ各350円。


TIFF提携企画『フォーカス・オン・アジア&ワークショップ』

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』が未来の映像作家を対象とした短編映画上映イベントを開催。『あまちゃん』プロデューサーによる無料ワークショップなども! 



『フォーカス・オン・アジア&ワークショップ』
10月24日(木)〜27日(日)東京都写真美術館にて



アジアの気鋭監督作が集結! アジアの未来60211.jpg

 これまでアジアの才能を発掘してきた〈アジアの風〉部門が、長編映画2本目までのアジア新鋭監督の作品を、いちはやく上映するアジア・コンペティション部門として新たに登場する。アジアといっても、出品作は実にバラエティー豊か。飼い主を失った犬の目を通して人間社会の光と闇を描く新感覚のイラン映画『流れ犬パアト』、香港の歌手・俳優のジュノ・マック初監督、『呪怨』の清水崇プロデュースのホラー映画『リゴル・モルティス/死後硬直』など、感動作ありコメディーあり、ホラーあり。

 審査員を務めるのは、青山真治(映画作家)、ジェイコブ・ウォン(香港国際映画祭キュレーター)、野島孝一(映画ジャーナリスト)の3人。栄えある最優秀賞・アジアの未来作品賞を手にするのは、はたしてどの作品か。激戦が予想される。








日本の才能がはじける! 日本映画・スプラッシュ60213.jpg

 海外進出を狙う日本のインディペンデント映画を紹介し、日本の若い才能を世界にアピールする場を目指す注目の部門。昨年までの〈日本映画・ある視点〉部門がリニューアルし、海外へのアピールを強く意識する部門に生まれ変わった。

 盛んに製作されている日本のインディペンデント映画から、とりわけ個性が強く、独創性チャレンジ精神にあふれる作品を、監督のキャリアを問わず紹介。本部門の出品作品は、海外から招へいする国際映画祭プログラマーやプレス、バイヤーに積極的に紹介されるので、インディペンデントで頑張る監督たちにとっても大きなチャンスの場となる。

 審査員は、パオロ・ベルトリン(ドーハ映画協会 アジア・オセアニア地区作品担当)、クリスチャン・ジュンヌ(カンヌ映画祭代表補佐)、瀬々敬久(映画監督)の3人。はじける才能の出現に期待したい。 








世界の映画祭注目作が集合 ワールド・フォーカス60212.jpg

 今年からより充実のラインアップが楽しめるようになったリニューアル部門。ここでは、世界各国の映画祭受賞作や話題作、日本で紹介されていない有名監督の新作に焦点を当て、日本公開が未決定という貴重な作品を紹介する。リニューアルした今回からは、欧米の作品に加えアジアの有力作品も上映。これまで開催されていた〈ワールドシネマ〉部門でも、TIFF開催後に半数以上の作品の日本公開が決定しているだけに、今年も作品のセレクションに期待大だ。

 オランダ映画としては38年ぶりにカンヌに出品され異彩を放った『ボーグマン』や、SF小説『デューン』映画化の舞台裏一部始終の騒動を明かしカンヌで話題をさらった『ホドロフスキーのDUNE』、オーストリアの鬼才ウルリヒ・ザイドル監督の『パラダイス』3部作など、劇場公開を求めたくなる作品に出会えること間違いなし。特別招待作品として上映される作品に引けを取らない、選りすぐりのラインアップを楽しめるはず。
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26th TIFF × Spick and Span Noble コラボトートプレゼント(係名:「TIFFトートバッグ」)

 今年のTIFF バッグは、働く女性目線のトレンドに出会える大人のブランド Spick and Span Noble とのコラボレーョンで、ハートムービーを大胆にレイアウトしたキュートなバックが完成。開催会場などで販売しているので記念にゲットしてみては。
  今回はこの特製トートを読者5名にプレゼント(係名:「TIFFトートバッグ」)。




26th TIFF × Spick and Span Noble コラボトート
【販売価格】1000 円(税込)
【サイズ】W270mm×H350mm×D105mm
【素材】ポリクロス
【販売場所】TOHO シネマズ六本木ヒルズほか



第26回東京国際映画祭
【期間】10月17日(木)〜10月25日(金)9日間【会場】六本木ヒルズ(港区)をメイン会場に、都内の各劇場及び施設・ホール【チケット】インターネット、電話(0570-007-506)、劇場窓口にて販売。詳細は公式サイトを参照 ※前売り時点で売切れた作品の当日券販売はなし
【URL】http://tiff.yahoo.co.jp/2013/jp/tiff/outline.phphttp://tiff.yahoo.co.jp/2013/jp/tiff/outline.php