自民党女性議員が「女性のパワーで日本全体を元気に!!」

「女性が活きる成長戦略のヒント vol.1 20/30プロジェクト。 出版記念パーティー」が10月31日、都内のホテルで開催された。これは7月に発表された書籍「女性が活きる成長戦略のヒント vol.1 20/30プロジェクト。」の出版を記念して行われたもの。

 同書は本紙コラムニストである小池百合子自民党広報本部長が編者となり、小池氏を筆頭に、上野通子自民党女性局長、森まさこ少子化担当大臣ら10人の自民党の女性議員が「20/30(にぃまるさんまる)プロジェクト」のスローガンのもと寄稿した一冊。

「20/30プロジェクト」というのは2020年には日本のあらゆる分野で、指導的地位の女性の割合を30%以上にしようという自民党の公約。

 この政策は実は以前からあったのだが、いわば歴代の政権が“後回し”にしてきた。安倍政権においては成長戦略実現において女性の力をもっと生かそうということで、重要な政策のひとつとして取り上げられることになった。

 ちなみに現在、女性の管理的職業従事者比率はフィリピンでは54.8%とトップ。アメリカ42.7%、フランス38.5%なのだが、日本は10.6%に過ぎない。女性取締役を有する企業は欧米では50%を越えているのだが、日本は6.1%にとどまっている。