前田希美の主演舞台『虹色の涙 鋼色の月』が12月4日から開幕

 女子中高生を中心に絶大な人気を誇る前田希美が主演する、企画演劇集団ボクラ団義『虹色の涙 鋼色の月』の記者発表会見が14日、都内で開催された。

 本作は島ひとつが、“ひとつの世界”として存在する孤島を舞台としたサスペンスファンタジー。

 前田が演じるのはその島の長の娘で、色の識別ができないという少女。ある日、その長が殺されるという殺人事件が起こる。少女は犯人と思われる者を目撃するのだが、その証言通りに容疑者にあたってもなかなか犯人にはたどり着かない。そのうちに島には不穏な空気が流れ始める。

 女優としても着実にステップアップしている前田は、この作品が今年4本目の舞台。前作の『OVER SMILE』を見て「“なんだ? この舞台は?”ってオープニングから鳥肌がたってしまって、すぐに“私、出たいです”ってマネジャーさんに伝えました。そして今回出演させてもらえることになりました」というように念願の出演となった。


 今回、前田を主演に起用したことについて作家・演出家の久保田唱は「ビジュアルに強い印象のある方と最初に会ったときから思っていた。虹色の涙とタイトルにあるとおり、瞳が物語に強く関連する作品。前田さんの印象的な瞳が舞台上で照明があたるだけでも印象づけられる方なのではないかと思って、最初にオファーしました。前田さんははしゃぐときははしゃいでらっしゃるのですが、とても物静かな方。どれくらい芯の強さみたいなものを役で出してくださるかということを稽古の始まる前に思っていたことなんですが、その心配は稽古を重ねる中でなくなった。バシっと照明があたるだけで伝わる強いビジュアルにふさわしい芯の強さといったものを舞台上で出してくれると思っています。役としてそういうところがとても大事なので、期待しています」と語る。

 12月4~8日まで新宿のSPACE 107で上演。その後は13~15日まで大阪の芸術創造館で上演される。