たけのこニョキニョキ! 竹林にも春が来た 

 都市生活者と農業をつなげる、農業を楽しみながら実践する、ファーミングプロジェクト。今年の作業もいよいよ本格的になってきた。千葉・生命の森リゾート内のファーミングガーデンでは、4月20日、今年2回目のイベントが行われた。

 この日のメインイベントは、畑近くにある竹林でのたけのこ掘り。参加者はグループに分かれて各自の畑の手入れを手早く済ませて、竹林へ。土を優しく踏んで、たけのこを探す。おいしいのはやはり地面からほんの少しだけ顔を出したもので、ちょうどスーパーの店頭などで見かける小ぶりのサイズ。柔らかくておいしいのだ。散らばって掘ること約1時間。少ないチームでも4〜5本を掘り上げた。なかには、小さなヘビを掘り出したチームもいて、大騒ぎだった。

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ベランダ菜園でも応用可 4月のファーミングのポイント

 TOKYO HEADLINE畑では、約1カ月前にまいた種が芽を出した。二十日大根、パクチー、水菜、小松菜など、短期間での収穫を見込んだもので、畝に力強い緑の線を作っている。

 発芽しない種があることを前提にしてまいているため、芽がぎゅうぎゅうに出ている。そこで行うのが「間引き」の作業。混んでいるところの芽を抜いて、日光が当たるように、そして根をしっかりと張れるように、成長するためのスペースを作ってあげる。例えば、二十日だいこん。ちょうど、ふた葉が出た状況だったので、それぞれの間隔が1センチぐらいになるように抜いた。本葉になったらもう一度間引きし、2〜3センチぐらいにする。抜いたものは、おひたしやお味噌汁で食べましょう!