オバマ大統領と安倍首相が日米首脳会談

尖閣諸島が「日米安全保障条約5条の適用範囲にある」と明言
 オバマ米大統領が23日夜、大統領専用機で羽田空港に到着した。オバマ氏は米大統領としては18年ぶりの国賓としての来日となる。日本に2泊し25日に韓国へ向かった。

 23日夜には安倍晋三首相が東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」にオバマ氏を招き、約1時間半にわたり非公式の夕食会を開いた。同店は7年連続で「ミシュランガイド東京」の三つ星に選定された名店。

 すし店周辺では多くの警察官が厳しい表情で行き来し、交通規制のバリケードが張り巡らされるなど物々しい雰囲気に包まれた。

 首相は夕食会後、「さまざまな課題について話をした。24日は日米同盟関係は揺るぎない強固なものだというメッセージを世界に発信するような首脳会談にしたい」と記者団に語った。また首相によるとオバマ氏は「人生の中で一番おいしいすしだった」と感想を口にしたという。

 24日はオバマ氏は午前に天皇、皇后両陛下と会見し、東京・元赤坂の迎賓館で日米首脳会談へ臨んだ。

 会談で両首脳は、アジア太平洋の平和と繁栄に貢献するため、日米同盟が主導的役割を果たすことを確認。また難航する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉については、日米の担当閣僚級の協議を継続することを確認。

 午後に行われた日米共同記者会見では、冒頭、首相がTPP交渉について、引き続き協議を継続することで一致したことを明らかにした。また北朝鮮問題については、引き続き、日米韓3カ国の連携が重要であることを確認した。

 オバマ氏は「アジア太平洋地域において、経済発展において、日米同盟は土台、礎となっている。これからも日米の安全保障における協力を深化させ、沖縄も含めてアジア太平洋地域において、米軍を強化し、地元への負担を軽減し、日米はともに、この地域の紛争に対処していく」としたうえで、沖縄県・尖閣諸島が「日米安全保障条約5条の適用範囲にある」と米大統領として初めて明言した。