卓球の伊藤美誠がヒデの登場にまたまた”ビックリ”

 卓球ワールドツアーのドイツオープンで最年少優勝を果たした伊藤美誠(13)が29日、JR東京駅の一番街・東京おかしランドにオープンした期間限定ショップ「キャラメルコーン ステーション」(6月30日まで)の一日駅長に就任、オープニングイベントに参加した。
 伊藤はドイツでの優勝賞金が5000ドル(約51万円)と聞かされた時の驚きの表情が世界に発信され一躍有名に。そして今回、初めてのイベント登場となったわけだが、この日は伊藤を驚かせるべくとんでもないゲストが用意されていた。
 イベントはまず伊藤が登壇。「キャラメルコーン ステーション」では東海道新幹線開業50周年とのコラボ商品も発売することから、続いて東京駅長の中田邦彦さんが登壇し、伊藤とトークセッションを繰り広げた。
 初めてのイベント出演とあって、「試合より緊張している」と言いながらも無難に“お菓子トーク”も挟み込み、徐々に緊張もほぐれてきたところで、本日のメーンイベントである一日駅長就任祝いのお菓子の花束贈呈式に。
 ここでプレゼンターとして現れたのは、中田は中田でも、サッカーの元日本代表でイタリアのセリエAでも活躍した中田英寿氏。事前に知らされていなかった伊藤はビックリだ。
 お菓子の花束を受け取るときに中田氏に「優勝おめでとう」と声をかけられたという伊藤は「世界のトップレベルで活躍された方とお話できてうれしかった」と振り返った。
 中田氏の登場については「まさか、本当に来て下さると思わなくて…。ドイツ並みにびっくりしました」とのこと。そして「今年と来年が一番大切な時期なので、頑張りたい。世界ランキング30位以内を目指していきたいです」と締めくくった。