約200作品のショートフィルムが無料見放題に!

 今年の目玉は、選りすぐりのショートフィルムを無料で鑑賞できること! 消費税増税を迎えるなか、本映画祭の代表である別所哲也発案により、今年は一部の特別プログラムを除いて、無料上映が決定。当日整理券(当日の初回上映20分前から配布。先着順)を受け取って鑑賞することもできるが、できれば映画祭オフィシャルサイトで事前に予約するのがおすすめ(Peatixの無料アカウント登録が必要)。

 また今年は、これまで一般公開されていなかったオープニングセレモニーのチケットが販売。フェスティバルアンバサダーに就任したLiLiCoら豪華ゲストも出席する映画祭の華やかな雰囲気を身近に楽しむ貴重な機会となっている。

 今年のメインビジュアルは、人物の原点であるアダムとイブが光の3原色に彩られているもの。あらゆる映像作家が追求するビジュアルアートのスタイル。その原点こそがショートフィルムなのだ—そんな思いを込めて、ショートフィルムの祭典がいよいよ5月29日から開幕する。

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『SSFF & ASIA』それは、世界中の優れた短編映画が集結する東京発の映画祭

 今年で16回目を迎え、この時期の東京の名物イベントとなっているショートショート フィルムフェスティバル & アジア。1999年に東京・原宿でスタートしたこの映画祭は、俳優の別所哲也がアメリカで出会ったショートフィルムに魅了され、日本にもその魅力を伝えたいと自ら代表となって立ち上げたのが始まり。

 2004年には、日本を含むアジア諸国のクリエイター支援を目指して多くの秀作を紹介するショートショート フィルムフェスティバル アジアも加わり、現在はこの2つの映画祭が同時期開催となりショートショート フィルムフェスティバル & アジアの名称で開催されている。また、本映画祭は米国アカデミー賞公認映画祭に認定されており、グランプリ受賞作品はアカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。そのため日本のみならず海外監督たちからも熱い注目を注がれ続け、毎年世界中から出品作が集う。