今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 Paris食堂 EPICES(エピス)(中目黒)

おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

 中目黒の大人気店「屋根裏のパリ食堂」の姉妹店がオープン! 場所は目黒川近くのビルの2階で、「屋根裏のパリ食堂」の1つ下のフロア。“エピス”とはフランス語でスパイスの意味ということで、フランスのビストロにスパイスを効かせたモロッコのエッセンスを入れたお料理を提供してくれる店なのだとか。

 メインはモロッコの伝統鍋「タジン」とビストロの定番「ココット」料理。もちろん前菜を含む小皿料理やデザートまでほかにもメニューは豊富。ということで、探偵はとりあえず「生ハム&スパイシーマンゴー」と「香草&クレソンのグリーンサラダ」「蒸し鶏のエスニックソース」「本日のアヒージョ」(この日は牡蠣)をオーダー。「生ハム&スパイシーマンゴー」は、生ハムメロン?的な味を想像していたのだが、いやいやどうして。スパイシーマンゴーというところに注目! マンゴーがですね、スパイシーなんっすよ。(だろーな)←心の声。何というかマンゴーがオリエンタルな味付けと香りに包まれ、生ハムとバッチグーの相性だ。いやー、これは一品目から驚かされましたぜ。そして「香草&クレソンのグリーンサラダ」はちょっとピリ辛エッセンスが加えられているのだが、柑橘系のひと絞りがさわやかな風を運んでくれる。このサラダをわっさわさと食べると、食欲が倍増してくるからコワイ。探偵、全メニュー制覇しちゃいそう。キャハッ!とテンションがおかしな方向へ。

 そしてメインの「仔羊とクスクスのタジン」へ手を伸ばす。タジン鍋の蓋を取ると、そこには仔羊が美味しそうに煮込まれているではないの。コレコレ、この香りがたまらないのですよ。仔羊の肉を頬張りながら、クスクスをその煮汁に入れてスプーンですくって頬張る。肉の旨みすべてを独り占めだ。仔羊の煮込み、クスクス、タジン鍋…ここはモロッコか!(行ったことないけど)。うまいものに国境なし。そしてココット料理の部門から「キノコとベーコン、じゃがいものローズマリー風味」。エリンギなど数種類のきのことベーコンの風味がいい具合にじゃがいもにしみて、ほっこりするおいしさ。神様、この世にきのことベーコンとじゃがいもを誕生させてくれてありがとう。自分、それを味わえて幸せっすと神様に感謝を捧げたのである。お料理に合わせてワインも豊富に取り揃えているので、そちらも要チェック。パリのビストロの雰囲気の中、モロッコの風を感じられる店に認定!

Paris食堂 EPICES(エピス)
【住所】目黒区青葉台1-17-2 2F【TEL】03-3464-3329【営業時間】ランチ 11時30分〜14時30分(日、祝のみ)、ディナー 18〜24時【定休日】月曜日(8月から不定休)【URL】http://www.hayashi-design-office.com/