Happinessのメンバーに会うことで元気になれる
Happiness 藤井夏恋・楓

E-girlsのメンバーでHappinessとして活躍する藤井夏恋と楓。歌、パフォーマンスに加え、その抜群のスタイルで女性誌の専属モデルをつとめるなど、女の子の間で人気上昇中の2人だ。そんな2人が5月28日に発売される、エイベックスへ移籍第一弾となる6thシングル『JUICY LOVE』に込めた思いや、新しいHappinessを表現できたというPVのことなどについて語る。また、E-girlsとして初の単独ライブや、プライベートの話、メンバーに対する思いを初告白。“Happinessのメンバーは家族”と言う2人の楽しそうなガールズトークに注目!(OKAYAMA MOVE UP vol.8 2014.5.11発行号より)

ニューシングルは恋する女の子に贈るノリノリのサマーソング

——5月28日にニューシングル「JUICY LOVE」がリリース

夏恋「ニューシングル“JUICY LOVE”のPVのレコーディングとカップリング曲のレコーディング、そしてPV撮影も無事に終了しました!」
楓「はい!」

夏恋「今回の“JUICY LOVE”という曲は恋する女の子の気持ちを歌った可愛らしい楽曲ですが、恋する女の子って、恋は楽しいけど、ちょっと臆病な気持ちになっちゃったり、不安な気持ちが出てきちゃったり、いろんな感情があると思うんです。ですから、そんな思いを、曲の始まりからサビにかけて、メロディーに乗せて歌っています。そしてサビでは女の子みんなで集まって盛り上がっちゃえ!って(笑)。元気いっぱいで夏にぴったりなサマーソングになっています。歌詞もよりリアルに恋心を表したくて、私自身も少し案を出させていただいて、よりリアルメッセージというか、現実感のあるような歌詞にできたかなと思っていますし、等身大の女の子の気持ちを込めたので、聴いてくださる方にはHappinessとの距離をより近く感じていただけると思います」

楓「そうですね。夏恋が言ったように、リアルなワードが、世代を問わず共感していただけるんじゃないでしょうか。恋する女の人って、年齢問わずに“女の子”になっちゃうと思うんですよ。そういう気持ちがすごく込められていて、聴いていただいている方が共感できるワードがすごくたくさんあるので、あらゆる年代の“女の子”に聴いてほしいです。だからすごくキャッチーでノリのいい曲なんですけど、歌詞カードを見ながら、歌詞の意味もちゃんと見ていただくと、もっともっと楽しんで、好きになっていただけるんじゃないかなって思います。好きになってほしいです」

夏恋「サビで“JUICY”が繰り返されるところもキャッチーだよね。それに合わせてJUICYダンスっていう、曲と一緒に覚えやすいダンスもあるいので、そこにも注目して、聴いて頂ければうれしいです。あと、私がキュンとした歌詞は“この頃キミにね 夢中過ぎるの”と“伝えたい…”っていう歌詞。点点点…です! そこに女の子の気持ちを全部伝えるというか、そこに込められた思いの強さを表現したいと思いました」

楓「私はDメロの“逢いたくなったらすぐCall me 寂しくなったら迷わずTell me”っていう歌詞にキュンときました。その歌詞から見える関係性がいい! 女の子って、声が聞きたいだけで電話をしたり、用がないのに会いたくなったりするじゃないですか。そこも共感していただけると思います」

夏恋「あと、PVでは3パターンの衣装を着させていただきました!」
楓「クールでスタイリッシュなイメージのわりとハピネスのイメージに近いものと、ダンスが得意なメンバーが多いので、それを生かせるようにちょっとかっこいいストリート感のあるもの…」

夏恋「あとは、私と楓は専属でモデルもやらせていただいているので、今風のファッションを意識したもの。今年らしいガーリーさを取り入れたものをみんなお揃いで着ているので、いろんなHappinessをお見せできると思います。エイベックスに移籍して第一弾のシングルですが、今までのHappinessからちょっと大人っぽくなったというか、成長したところを見ていただけるPVになっています!」

楓「今回は最初から最後まで踊っているシーンがメインで、ボーカルのリップシーン以外はあまりイメージシーンがないので、Happinessを知らない人にも、どんなグループなのかを知っていただけるPVになったんじゃなかな。Happinessって、ダンスも踊れてこういうグループなんだなって。あと、さっき夏恋も言っていましたけど、JUICYダンスも楽しいので、ちょっとダンスに興味があるっていう方も真似しやすいと思いますし、ダンスをやっている子は、ダンスメインなので、全部真似していただいたり、一緒に楽しめるPVだと思います」

——7月にはE-girlsとしては初となる待望の単独ツアーを全国3カ所で開催が決定。

夏恋「そして7月にはE-girlsとして初の単独ツアーをアリーナでさせてもらえることになりました!」
楓「やったー!」

夏恋「今までと違って規模が大きいので、すごくワクワクしてますし、E-girlsは、人数が多いので、そういう大きいステージでも見せられることがたくさんあると思います。これまで、イベントなどでファンの方と接してきて、単独ツアーを楽しみにしてくださる方もたくさんいるって感じていたので、その期待にこたえられるような、E-girlsらしい、ほかのアーティストさんにはないようなキラキラ感を出せるライブにしたいね」

楓「うん。来てくださる方に楽しんで喜んでいただきたいよね。そのために今からメンバーやスタッフさんといろいろ考えていければ。来てくださった方がライブを見て、ハッピーになったとか、元気がもらえたとか、笑顔になれたとか、少しでも人の気持ちを動かせるようなライブにしたい。そして、またE-girlsのライブに行きたいなって思ってもらえるようなものを作っていきたいです。ライブについては、もう毎日すごく考えてます(笑)。メンバー同士でもご飯を食べている時に、こういうことしたら面白いよねとか、よく話しますね」

夏恋「E-girlsのメンバー会議では、メンバー全員とか、時にはHIROさんも入って下さり、意見をいう場があるので、そういうところでもどんどん意見を言いたいです。たくさんのスタッフさんもいてくれますし、案もみんなで出し合えば、よりいいライブが作れると思うので。例えばシングルを出すときにも、それについてみんなで話し合う機会を設けて下さり、意見を取りれてくれることもあるので、とてもありがたいと思っています。素敵なライブになると思うので、楽しみにしていて下さい!」

Happinessのメンバーに会うことで元気になれる

—— 自分がポジティブだと思うとき

「私は嫌なことがあると、自分で解決しようとして、それが余計にストレスをためてしまうことになるんですけど、そうなったら、自分の意思で深く考えることをやめて、先を見るようにします。あえて深く考えず、もっともっと先を見て、嫌なことを忘れる(笑)。そういう面ではすごくポジティブな性格だと思いますね。メンバーが落ち込んでいるときは、その子の性格を見極めて接します。何か聞いてあげたほうがいいなっていう時は状況に応じて、話を聞きますし、そっとしておいたほうがいいなっていう子の時は話しかけないことも。それは人それぞれですね。E-girlsは個人で活動しているメンバーが多いので、ばらばらな事が多いですけど、久しぶりに会った時とかは、Happinessに会っただけですっごいストレス解消になる(笑)。今回のように、シングルを出させていただくときは、Hapinessで集まる機会も増えるので、それもうれしいです」

—— 一人になった時の自分は?

「休みの日はショッピングに行くことが多いです。自分で洋服選んで、メイクして。メイクは人にしてあげるのも好き。あとは一人で街を歩いてカフェに入って小説を読んだり、音楽を聴いたりしています。ずーっとイヤホンをして、自分の世界に入っています。あとは、映画を見るのが好きなので、自宅で映画鑑賞。ちょっとミステリアスな映画を並べて4本続きで見たりとかして。ちょっとした映画祭みたいになっています。ポジティブな映画も大好きですが、意外と映画や小説は暗い話も好き。暗い映画を見るときは一人で部屋にこもって、明かりは真っ暗にして見る。あれ? これってポジティブなのかな(笑)」

メンバーやスタッフとのおしゃべりで笑顔になれる

—— Happinessはどんな存在?

「私、ストレスフリーなんです(笑)。ストレスがたまらない。っていうか、そもそもストレスって何なのかよく分かっていないかもしれないです。だからストレスもなく毎日楽しんでいます! 何かで解消しているのかな?いろいろな人に常に笑顔だねって言われるので、笑顔でいることでストレスがないのかも知れないですね。Happinessのメンバーとは5年間一緒に、レッスンや寮生活をしてきたので、大体のことは分かりますね。でも例えばみんなで集まって車で移動する時なんか、車内が揺れるぐらいうるさいです(笑)。一人が曲をかければ、全員でその歌を歌ってキャーキャー言って、常に笑っています。一緒にいると本当に楽しいし、家族みたいな存在です」

—— 一番楽しい時間

「人と話すことが大好きなんです! もちろんメンバーともそうなんですけど、お休みの日とかは、事務所に来てスタッフさんとずっと話をしていたりします(笑)。人と話すといろいろとアドバイスをいただけるし。でもそんな仕事っぽい話じゃなくて、全然たわいもない話も大好き! すごく楽しくて、美容院とかに行っても、美容師さんとずっと話しています(笑)。話しているだけで常に笑顔になれますね。あとはお天気のいい日に歩きながら音楽を聴いている時です。天気がいいと、1時間ぐらいかかりますが、家から事務所までとか、普段は電車に乗るような距離でも歩きたくなります。そういう時は早く家を出て、イヤホンをして自分の好きな音楽をずっと聴きながら歩くんです。最高に気持ちが良くって、ほんとにハッピーって思うんです」

—— ファッションのこだわりは?

「スタイルがよく見えるファッションが好き。重ね着とかあまりしないので、シンプルで、いかにスタイルがよく見えるかというのにこだわっています」

これからも進化して新しいHappinessを見せていきたい

—— 今後のHappinessは?

「これからもHappinessの仲の良さで、新しいHappinessを見せていければいいなと思っています。今回のニューシングルの“JUICY LOVE”でも歌詞に案を加えさせていただいたりもしたので、そういう面ではもっともっと、よりHappinessとの距離を近く感じていただきたいです。あと、共感をたくさん得るような歌詞を自分でも、ボーカルの2人でも書いていきたい。作詞家さんにもいつもすごく素敵な歌詞を作っていただいているのですが、それに加えてボーカルだけじゃなくて、パフォーマーの子からもちょっとワードをもらったりしながら、今のリアル感を足していけたらと思っています。より私たちの年代の女の子の等身大の子にもささるし、幅広い年代の方にも私たちの思いが伝わる気がしています」

日本中にHappinessを届けたい

—— パフォーマンスを通して伝えたいこと

「HappinessはLDH(所属事務所)の“H”つまり“幸せ”なので、私たちは常にパフォーマンスを通して、日本中に元気と幸せを届けたいと思っています。パフォーマンスを見て下さったお客様が、みんな幸せになればいいなという思いでやらせていただいているので、少しでもそれが伝われば。Happinessとしては、これまでなかなか行けてなかったところにどんどん行きたいですね。やっぱり直接ライブを見てもらったほうが伝わることがたくさんあると思うので、日本中のいろいろな地域に行ってライブをしたい。直接パフォーマンスを見てもらって、幸せだったり、何か温かい気持ちだったりを皆さんに届けられたらいいなといつも思っています」

Happiness…みんなをハッピーにするガールズパフォーマンスグループ。デビュー前からHappinessとしてEXILEのツアーやプロモーションビデオに出演し、ミスタードーナツのCMにも出演。2011年2月、『Kiss Me』でデビュー。2012年6月、1stアルバム『Happy Time』をリリース、オリコン10位にランクイン。2013年6月に須田アンナ、川本璃の2名が新加入。8人グループとなり、さらにパワーアップしたHappiness 2ndシーズンが始動。EXILEのDNAを受け継ぐ本格的なダンスパフォーマンスを展開する。ガールズ・エンターテインメント・プロジェクト“E-girls”としても活動中。