サッカー日本代表新監督にハビエル・アギーレ氏

 日本サッカー協会は24日、東京・文京区のJFAハウスで理事会を開催。その後、行われた記者報告会で専務理事の原博実氏が次期日本代表監督としてハビエル・アギーレ氏と合意したことを明らかにした。
 アギーレ氏は現役時、メキシコ代表として1986年のメキシコ・ワールドカップに出場。引退後はメキシコ1部リーグ、スペイン1部リーグで多くのクラブの監督を務め、メキシコ代表監督としても2002年、2010年と2度W杯で指揮を執っている。
 原氏はアギーレ氏について「日本人の良さを生かしながら、たくましいチームに育て上げるだけの経験を積んでいる。引き出しの多い監督。スペインリーグでもチーム状態が下降しているサラゴサ、エスパニョールの監督を引き受け、残留させ、主力が引き抜かれてもチーム力をしっかり維持させるだけの手腕を持っている。これは大変なこと。そこにいるメンバーをうまく生かすことが上手な監督なんだと思う。今の日本には一番ふさわしいのではないか」と語った。
 アギーレ氏は8月中旬には来日の予定で、9月5日の「キリンチャレンジカップ2014」(北海道・札幌ドーム)のウルグアイ代表戦から指揮を執る。