子供時代、いつもそばに”彼ら”がいた。『STAND BY ME ドラえもん』

 藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して『ドラえもん』史上初の3DCG映画が誕生! 監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『friends もののけ島のナキ』を手掛けた3DCG作品の名タッグ、八木竜一・山崎貴。表情や動きなど徹底的にリアリティーを追求しながらも、オリジナルの世界観を壊さない映像を実現。懐かしくも新しいドラえもんを生み出した。

 のび太、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫たちキャラクターはもちろん、土管のある空地やのび太の部屋など“なじみの風景”、そして不思議な“ひみつ道具”の数々が、立体で表現されているという新鮮な楽しさに子供も大人もワクワクすること間違いなし。

 本作で語られるのは、のび太とドラえもんの“始まり”と“終わり”の物語。さえない少年・のび太と、未来からやってきたネコ型ロボット・ドラえもんとの出会い。ドラえもんの“ひみつ道具”が巻き起こす騒動や冒険。のび太とドラえもんの友情、そして成長。原作の中でも名作といわれるエピソードをベースに、原作から厳選したエピソードに新たな要素を加え、一つの物語に再構築。みんなが知っているようで知らない、新しくも懐かしいストーリーになっている。

 声の出演は、水田わさび、大原めぐみらレギュラー陣に加え、青年になったのび太の役で妻夫木聡が出演。また、秦基博による主題歌『ひまわりの約束』が、涙を誘うほど温かく優しくドラえもんの世界観を包み込む。

 親子で楽しむのはもちろん、かつて“子供経験者”だった大人同士で鑑賞するのも面白そう。

STORY:何をやらせてもさえない少年・のび太の前に現れたのは、22世紀から来たのび太の孫・セワシと、ネコ型ロボット・ドラえもん。のび太の悲惨な未来を変えるため、ドラえもんが世話係として居候することに。
監督:八木竜一、山崎 貴 声の出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一他/1時間35分/東宝配給/8月8日(金)より東宝系にて公開 http://www.doraemon-3d.com 2D/3D