修斗 のび太が8連勝で世界チャンピオンに!!

 プロフェッショナル修斗の公式戦が27日、東京・後楽園ホールで開催された。メーンでは王者・室伏シンヤvs挑戦者・内藤のび太の世界フライ級チャンピオンシップが行われ、5R4分57秒、内藤がチョークスリーパーで勝利を収め、新チャンピオンに輝いた。

 試合は1Rから室伏がペースを握る。長い手足から放たれるパンチやキックで内藤はなかなか中に入れない。一気に距離を詰めた室伏は組み付くと、素早くバックを制し背中に乗る。内藤の胴を足でフックし、背後からチョークスリーパーを狙う室伏。ここで後ろに倒れ込んでしまっては室伏の思うつぼとあって、スタンドのまま耐える内藤。室伏を背負ったままの内藤もしんどいが、振り落とされないように足をフックしたままの室伏も同様にきつい体勢。

 2Rも同じような攻防が続く。その間も後ろからパンチを食らい、削られていくがじっと我慢する内藤。2R終了時点では室伏がポイントもリードしていたが、3Rになって形勢が一気に逆転する。開始早々コーナに押し込む室伏だったが、ややスタミナが切れたか、内藤は体勢を入れ替えるとリフトしてテイクダウン。立とうとする室伏だったが、内藤は持ち前の粘り強いタックルでそれを許さない。フロントチョークからマウントに移行しパウンドを落とす。やっとエンジンがかかってきた内藤は4Rもしつようなタックルからポジションをキープし、パウンドからオモプラッター、腕十字で一本を狙う場面も演出。スタミナが切れ防戦一方の室伏に対して、会場の“大内藤コール”で背中を押された内藤は5Rもタックルから上のポジションをキープしパウンドで攻勢の手を緩めない。ここまでの死闘に判定でも十分価値のある勝利だったが、残り10秒で室伏の必死の防御を破ってついに内藤がチョークスリーパーでとらえると、室伏は残り3秒で無念のタップ。内藤が8連勝で世界のベルトを獲得した。

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 セミファイナルでは環太平洋フェザー級チャンピオンシップが行われ、根津優太が石橋佳太を破り、初防衛に成功した。

 試合は打撃の根津vsグラウンドの石橋、という図式が予想されていたが、石橋は1Rから打撃で勝負に出る。プランが狂った根津。石橋のフックが顔面をとらえる。タックルも交えるが、とにかく打撃で勝負に出た石橋に、つい熱くなりパンチで応戦する根津。常に先手を取る石橋にあわやKOというところまで追い込まれる。しかし2Rになって冷静さを取り戻した根津は得意のキックで試合をリードする。石橋は今度はタックルからのグラウンドを狙うが、根津はつぶしてからのパウンド、キック。石橋のスタミナが底をついたところでパウンドの連打を放つとレフェリーが試合を止め、2R4分57秒、KOで根津が勝利を収めた。