格闘家イケメンファイル Vol.12 とんでもない未来が、俺にはある 川名雄生(かわな ゆうき)

撮影・神谷渚
 一見強面、ゴリゴリの格闘家といった風貌の川名。「黙っていると怖い人だと誤解されちゃうんですよね」と、照れ笑いする姿にギャップ萌えに弱い女子から注目を浴びそう。プロ修斗3戦目を12月に控えた彼の格闘家人生の始まりは…。

「もともと学校の部活で柔道をやっていたんですけど、高校3年生になって先輩たちが卒業したら、部員が1人になってしまったんです。それで、動ける場所が欲しくて、知り合いにジムを紹介してもらい入りました。でも全然プロの格闘家になろうとか考えていなかった。柔道などのスポーツ系は好きだったんですけど、殴る蹴るはあまり好きじゃなかったので。だって痛いじゃないですか(笑)。でもそのうちに、ZSTのプレステージというアマチュア大会の試合に出ることになり、その時にいい勝ち方をしたんです。その後にSWATのトーナメントに出た時も1回戦をいい感じで勝ち進みまして…。しかし、2回戦で、有名な強い選手と当たったら、何もできなかった。関節技を極められて、手も足も出ずやられてしまいました。その時に、すっごく悔しくて、もっと練習して頑張ろう、格闘技で飯を食えるようになろうと真剣に考えたんです」

 セミプロレベルでも活躍していたが、再びアマチュアの道へ。

「ZSTでも試合に出させてもらっていましたが、あまり結果が出ない時期がありまして…。そこでジムの代表に相談したら、修斗はアマチュアのレベルもすごく高いし、プロになればライセンスカードもあると言われて、もう一回アマチュアからやり直すことにしました。しかし、セミプロのようなことをしていましたし、アマチュアの大会で、恥ずかしい試合をしたくないという思いで、必死に練習を頑張ったら、そこでも勝ちを重ねられて、プロに昇格することができました」

 プロになってからの成績は3戦無敗(VTJ1勝)。2013年には新人王にも輝いた。12月21日(日)プロ修斗2014年最終戦 新宿FACE大会への出場が決定。現在3連続KO中と波に乗る武田飛翔と対戦する。

「今回の相手は、思い切りのいい試合をする人です。肝も据わっていますし、全日本アマ修斗選手権でも、自分とは別の階級でしたが、優勝もしている選手。映像を見て、とにかく試合をイメージしています。対戦相手のことはすごく調べますよ。ブログとかも。相手がどんな性格かとか、そういうことまで知りたいんです。たまに楽しんでるなっていうブログは、羨ましいなと思いますけど(笑)。12月の試合は、格闘家としての今後を決める重要な試合だと思っています。ここで勝つと負けるとでは雲泥の差なので。勝つことは当然ですが、勝ち方にまでこだわっていきたい。同じ勝ちでも勝ち方で自分の評価が変わりますから」
 今は格闘技一筋という川名。好きな女性のタイプとかっこいい男の話になると…。

「よく笑う子がいいですね。昔からキャメロン・ディアスがめちゃくちゃタイプなんです。笑顔がとびっきり可愛い。外国人は基本的に好き。表情がすごく豊かじゃないですか。かっこいいと思う男は江頭2:50さん。普段は頭もハゲてるし、下ネタばかりですが、東日本大震災の時に自腹で食糧を買い込んで、トラックに積んで届けたって聞いて。その行動力がすごくかっこいいなって思いますね」

 そんな川名の将来の目標は。

「尊敬されるファイター。人に影響を与えられるようなファイターになりたいです。そして格闘技をもっともっと盛り上げていける存在になります」
1991年2月5日生まれ、神奈川県横須賀市出身。2009年ZSTでプロデビュー。11戦無敗の記録を残す。その後、2010年9月 SWAT!トーナメント2010 ライト級 優勝。2012年4月には、アマチュア修斗 東日本新人戦 ウェルター級で優勝。さらに同年5月、第12回 関西アマチュア修斗選手権 ウェルター級で優勝を果たす。2013年プロ修斗ウェルター級新人王&技能賞獲得。12月21日(日)、新宿フェイスで行われる、2014年プロ修斗最終戦で3連続KO中の武田飛翔とホープ対決が実現。大会詳細は→www.x-shooto.jp SHINWA MMA ACADEMY所属。