野球日本代表「侍ジャパン」を推進する事業会社設立

 日本野球機構(NPB)と12球団は、共同出資で野球日本代表「侍ジャパン」を推進する事業会社「NPBエンタープライズ」を7日に発足。事業会社化によってNPBの収益拡大と野球の振興を図ることとなった。熊崎勝彦コミッショナーが社長に就任する。

 これまで侍ジャパンに関する事業はチーム編成を含めて継続性に欠けていた。その課題解消のため、中長期的な戦略で侍ジャパンの事業を一元化させるのが狙い。ただ、サッカーとは違い、野球の代表チームが常設化されているのは日本だけ。定期的に試合数を確保できるかは不透明。大きな利益を生むには、試合を企画・運営する新会社の能力が求められる。