ちょっと変わった一筋縄ではいかない作品
イキウメ『新しい祝日』

 フィクションとノンフィクションの間にある境界線をあいまいにし、事実と妄想を陸続きにしてしまう。そんな作品を発表し続けるイキウメ。

 作・演出の前川知大は今年、『スーパー歌舞伎㈼』の作・演出を手掛け、夏には2012年に発表した『太陽』が蜷川幸雄の演出により『太陽2068』として上演されるなど外部での話題作が続いた。

 一方、劇団では代表作である『関数ドミノ』の再演で、劇団としての成長も知らしめた。

 そんななかで、今回は約1年ぶりの新作公演。

“祝日”をキーワードに、どれも平凡で驚くほど似通っていながら、実は同じものが全くないという“人生”を描く。

 歌舞伎という異質なものとの出会いと、劇団の足場固めを行った後の、新たなる第一歩ともいえる作品だ。
 11日(木)の14時からは前川のトークイベントも開催。イキウメの不思議な世界観を知るいいチャンスかもしれない。
【日時】11月28日(金)〜12月14日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。月曜休演。※29日(土)は18時の回のみ。7日(日)は18時の回あり。10日(水)は14時の回あり。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) ※11日14時からトークイベントあり。本公演のチケット購入者が対象。11日13時から受付で入場整理券を発行。【会場】東京芸術劇場シアターイースト(池袋)【料金】全席指定 前売 4200 円、当日4400 円【問い合わせ】イキウメ(TEL:03-3715-0940 [HP]http://www.ikiume.jp/)【作・演出】前川知大【出演】浜田信也、安井順平、伊勢佳世、盛隆二、岩本幸子、森下創、大窪人衛、澄人、橋本ゆりか