「TOYOSU 会議」が未来へ向け3つの構想を提案

 本紙11月24日号でインタビューした為末大氏がチェアマンを務める「TOYOSU 会議」の第4回が3日、都内で開催された。

 TOYOSU 会議は2020年に向けた新豊洲エリアの未来を考えるプロジェクト。

 為末氏をはじめとして各界の若手有識者が自由に意見交換する場として今年7月に第1回が開催された。この間2回の開催の中で、さまざまなアイデアが出され、この日は3つの構想が提案された。

 為末氏曰く「1964年の東京オリンピックではハードの面。インフラが整えられた。では2020年には何をすればいいのか?と新豊洲の話をしながら東京や日本の新しいありようにまで議論は及んだ」という。またどんな街なら多様な人々が住みやすいのかということを考えた時に「少子高齢化が進む未来においてはパラリンピックから生まれる知見が新しい技術の発展といったことにプラスに働くのでは」といった考えが生まれたという。

 そしてスポーツとアート、コミュニティーという切り口で、さまざまなコンセプトを議論し、アイデアを出し合っていく中で、ランニングの聖地となるトレーニングスペースを兼ね備えた民間施設の建設やスポーツとアートを融合させたアートフェスティバルの開催、豊洲のライフスタイルに着目したコミュニティーの構築といった3つの構想が生まれた。

 目安として2020年のオリンピック・パラリンピックは視野に入ってはいるが、むしろそれ以降の都市のあり方、都市と人間の関係といったことも見据えた提案となっている。