今日も食べ過ぎ東京グルメ探偵 OBANZAIYA 喜月(新橋)

おいしいものがあると聞けば、調査に行かずにはいられない「東京グルメ探偵」。メタボを気にしつつも食べ過ぎてしまうのがたまにキズ。さて、今日のタレコミは…?

 プリティーなオヤジが集まる新橋。そんなオヤジの街に、女性一人でも入りやすく、とっても雰囲気のいいカウンターのお店があるというタレコミが。場所は新橋駅前のメイン通りの1本裏にあるビル。ちょっとばかり急な階段を2階に上がると、その店はあった。扉を開けると、目に飛び込んでくるのが、長いカウンターとおばんざいの数々。めちゃめちゃほっこり系で、雑多感ゼロなので、なるほど女性が好きそうだ(もちろんオヤジも大歓迎)。とりあえず生ビールを頼み、メニューを見ると、あれもこれも食べたいものばかり。まず頼んだのが「アボカド豆腐」。これがねー、ねっとりとクリーミーでほんのりアボカドの風味が絶妙なんっすよ。これだけで、日本酒5合は飲めるね。そしてお次は「手羽大根」と「ごまあじ」をオーダー。「手羽大根」は、想像通りの味なんだけど、鶏肉がグンバツに旨く、ホロホロ加減もたまらん。大根は期待通りの味の染み具合で大満足。これは赤ワインが欲しくなるなー。「ごまあじ」は、思いっきり胡麻をまぶしたアジと香草がいい感じ。しっとりとシャキシャキの異なる食感も楽しいぞ。グッジョブだ。こいつは、日本酒かな? ワインかな? 焼酎かな? 探偵はつまみを食べながら酒を決めるのだが、ここの料理は日本酒と合わせたい!と思いつつも、でもワインにも合いそう!という感じ。つまり、洋風とか和風とか関係なく、日本酒にもワインにも合う、喜月風ってこと。これが探偵のような酒好きにはたまりませんのよ。岩手の超辛口純米「水神」を頼んだ探偵は「わかさぎ南蛮漬」も一緒にオーダー。ニンジン、ピーマン、玉ねぎとともに、わかさぎ君をパックリといく。そして酒。わかさぎからの…酒。そして酒からの…わかさぎ。オーマイガー! 無限ループ地獄にはまってしまいそう。新橋でおいしいつまみと、おいしい酒をしっぽりと楽しみたい時に行きたいお店に認定! ちなみにぱっと見はカウンターだけだが、大人数で行ったら宴会もできる秘密のお座敷に案内されるという噂も。気になる人は予約をして行ってみて!

OBANZAIYA 喜月
【住所】港区新橋2-15-10 石橋ビル2F【TEL】03-6206-1231【営業時間】月〜水18〜24時(L.O.23時)、木・金18〜26時(L.O.25時)土15〜23(L.O.22時)【定休日】日・祝日