修斗インフィニティリーグで飛鳥と斎藤が優勝

 東京・新宿フェイスで22日、プロフェッショナル修斗の2014年最後の公式戦「インフィニティリーグ2014優勝決定戦&THE ROOKIE TOURNAMENT FINAL 2014」が開催された。
 インフィニティリーグのフライ級は飛鳥拳、ライト級は斎藤裕が優勝した。
 勝ち方により勝ち点が異なるルールとあって、フライ級は飛鳥、澤田龍人、マッチョ“ザ”バタフライの3人に優勝のチャンスが残された。まずは澤田とマッチョが対戦。ともに1Rで決着をつけることが優勝の最低条件とあって、スピーディーでアグレッシブな展開になったが、澤田がタックルからパウンド、フロントチョークと一本を狙う動きの中で、腕ひしぎ十字固めを決め、勝ち点を9に伸ばし、飛鳥の試合を待つことに。この結果を受け、澤田との直接対決に勝っている飛鳥はATCHアナーキーに2Rまでに一本勝ちを収めれば優勝という条件となった。
 ここまで3連勝の21歳の飛鳥と41歳で2分1敗のATCH。勢いの差は歴然で飛鳥があっさり勝利を収めるかと思いきや、ここで意地を見せたのがATCH。1R後半にはロープを背にした状態で連打を食らうも手を出し続け、レフェリーに止めるタイミングを与えない。2Rも飛鳥の連打を浴びながらもカウンターの左フック一発で飛鳥をぐらつかせる。しかし最後は飛鳥が右ハイキックからのパンチの連打。ATCHに反撃する力は残っていなかった。
 勝ち点9で優勝した飛鳥は「自分が優勝すると思っていた人はいなかったと思う。なめんじゃねえ、と思って戦ってきた」と思いの丈を吐露。来年は同じ勝ち点で並びながらも、2位に終わった澤田とともにフライ級戦線を盛り上げていく。

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 ライト級もこの日試合をする4人全員に優勝の可能性が残る大混戦だったが、終わってみると斎藤が勝ち点9をあげ頭ひとつ突き抜けた。太田と城田が引き分けたため、引き分け以上で優勝の斎藤は1Rでの勝利が義務付けられた藤田ブロディと対戦。攻め急ぐ藤田をカウンターのパンチで止め、素早くバックに回ってスリーパーホールドを決める。ギブアップのできない藤田をそのまま落として、完勝した。斎藤は「1月25日の宇野vs中村戦の勝者に挑戦したい」とアピールした。

 なお2015年のインフィニティリーグはフェザー級で開催。岡田遼、誠、金海裕輝、小蒼卓也、前田貴史の5選手が参加する。

 またこの日行われた新人王トーナメント決勝では仲山貴志(ライト級)、藤田“ケオン”寿大(バンタム級)、泉彰洋(ウェルター級)、勇星(ミドル級)がそれぞれ優勝。MVPは藤田が獲得した。


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