日台に生まれた感動実話『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』監督 マー・ジーシアン

 日本統治時代の台湾代表として夏の甲子園に出場し、決勝まで勝ち進んだ野球チームがいた…!1929年に誕生した、日本人、台湾人、台湾原住民の混成チーム・嘉義農林野球部“KANO”の実話を描いた感動大作が公開となる。『セデック・バレ』でも俳優として強い印象を残したマー・ジーシアンの初長編監督作。

「野球を通して人々の物語が語られていくため、やはり野球シーンの演出は特に心血を注ぎました。本作を見た方から“素晴らしい野球の試合を見ているようだった”という感想を頂いたのは本当にうれしかったです。台湾であれほどヒットしたのは、この映画が台湾という土地の歴史を再認識させる物語だからだと思います。過去を振り返れば過去の素晴らしい出来事から勇気をもらえることがあるんです。これが実話だということ、それがまず素晴らしいこと。その素晴らしいエピソードを私たちが素晴らしい映画にしたというわけです。ここは敢えて謙虚な言い方はしません(笑)。日台のスタッフとキャストが心血を注ぎ、これだけの説得力がある映画を生み出したのですから」

 KANOと同じ、日本と台湾の混成チームで生み出した渾身の作品。

「言葉の壁はありましたが不思議と通じ合っていました。スタッフたちが野球のサインみたいに手振り身振りで意思疎通していたのが端から見ていておかしかったです(笑)。永瀬正敏さんや大沢たかおさんなど日本の一流の俳優たちと仕事できたこと、何よりKANOのように台湾人と日本人が一緒になって一つの作品を作り上げたことを誇りに思っています」
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『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』
監督:マー・ジーシアン 出演:永瀬正敏他/3時間5分/ショウゲート配給/1月24日より全国公開 http://kano1931.com/http://kano1931.com/ ©果子電影