「イスラム国」が日本人殺害警告

2015.1.9〜2015.1.22 NEWS HEADLINE【PHOTO OF THE WEEK】

 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」とみられるグループが20日、「身代金2億ドル(約236億円)を72時間以内に支払わなければ、拘束している日本人2人を殺害する」と警告するビデオ声明をネット上で発表した。ビデオでは男性戦闘員が英語で、「(日本は)イスラム国との戦いに2億ドルを支払うという最も愚かな決定をした」などと述べ、日本が有志連合による対イスラム国軍事作戦を支援していると非難した。

 拘束されているのはフリージャーナリスト・後藤健二さんと、昨年8月にイスラム国に拘束されたとされる湯川遥菜さん。後藤さんは湯川さんの解放を求めるため、現地に向かったもの。