“世界で最も読まれた”官能小説が映画化! 作者・ELジェイムズ 

「世界中で読まれるなんて、しかも映画化までされるなんて本当に思ってもみなかったわ(笑)」

 にこやかに語るこの女性こそ『タイム』誌の“もっとも影響力のある100人”に選ばれた人気小説家、ELジェイムズ。もとは趣味でネットに投稿した小説が、気づけば世界50カ国以上で出版されて空前のベストセラーとなり、今回ついにハリウッドで実写映画化。無名の作家のデビュー作がなぜこれほどまで世界的ブームとなったのか。そのキーワードは“官能”だ。恋愛経験もろくにない女子大生・アナは非の打ちどころの無い男性・グレイと出会い恋に落ちる。しかしグレイは“主従関係”を持つことでしか女性を愛せない嗜好の持ち主だった。初めて愛した男性を全身全霊で受け入れたいアナは“禁断のルール”に挑んでいく…。SM描写に加え濃厚なベッドシーンも赤裸々に描かれるのだが、それ以上に互いに引かれ合っているのに愛し方が違う切なさに共感せずにはいられない。

「そう、刺激的な要素はたっぷりあるけど、物語の本質は普遍的なラブストーリーなの。だからこそいろいろな人に受け入れられたんだと思う。70代の方から愛する気持ちを思い出したという喜びの声をもらったこともあったし、物語の通り乳首でオーガズムを感じられるか試そうとしたらしこりを発見しました、という感謝の声をもらったこともあったわ(笑)」

 アナの一途さや、すれ違いのハラハラ感は日本の少女漫画にも通じるテイスト。

「日本の女性たちにもぜひ官能的なラブストーリーを楽しんでもらいたいわ。私は“こんなことされてみたい”なんて友達同士でよく話すんだけど、日本でもそんなふうに口コミやおしゃべりの中で楽しんでもらえるとうれしいわ(笑)。もちろん恋人と一緒に読むのもありね。もっと熱くなれるわよ!」

 今年のバレンタインをマンネリ化から救う救世主になるかも。
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『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
監督:サム・テイラー=ジョンソン 出演:ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン他/東宝東和配給/2月13日(金)より全国公開 fiftyshadesmovie.jp
©2014 UNIVERSAL STUDIOS
原作:「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(早川書房刊)発売中