YOKOSUKA MOVE UP!「横須賀市」

他都市と比較して外国人と交流しやすいという環境があります。そこで「生きた英語」「身近な英語」に触れることのできる英語コミュニケーション環境が充実しています。例えば、平成16年度から“横須賀市国際教育特区”により、外国人英語教員の配置を開始し、現在は市内全市立小中学校及び高等学校に、ネイティブスピーカーが配置され、子どものころから英語に慣れる環境があります。また、大学生、社会人と各世代別にも横須賀独自の英語プログラムがあります。

 今後も、引き続き、英語コミュニケーション環境の充実に向けた政策を強化していきます。そのことで、将来的には横須賀に住めば日常会話の英語力が身に付くと思ってもらえるような、“英語で子どもが主役になれるまち・横須賀”を目指していきます。

教育〈education〉

【小学生向けの取り組み】 英語だけの世界を体験!

 将来のグローバル人材育成のために、小学生が英語だけの世界を体験する海外旅行のようなイベント“YOKOSUKA English World”を開催しています。2013年には市内46の小学校から約100名の子どもたちが参加し、英語だけの世界で、多くの外国人の友達を作ることができました。

【小・中学生向けの取り組み】ネイティブ・スピーカーを配置

 市立小・中学校及び高等学校にネイティブ・スピーカーと直接触れ合う時間を設けています。学校生活の中でネイティブスピーカーが話す英語に慣れることで、さらに、英語に興味をもち、子どもたちが自主的に英語を学びたい気持ちになるきっかけを目指したプログラムです。

【高校生向けの取り組み】 交換留学制度

 今年度から市立横須賀総合高等学校と米海軍横須賀基地にあるキニックハイスクールとの短期交換留学を開始します。具体的には、日本の横須賀総合高校には約20人のアメリカの外国人学生が、アメリカの高校には日本の横須賀総合高校の学生が約10〜20名、相互に短期留学をする制度です。それぞれの学校では、案内役の学生(バディ)とともに終日行動し、通常の授業を受け、生徒同士の交流を深めます。

【大学生、社会人向けの取り組み】自宅からアメリカへ留学

 2015年から横須賀市民の18歳以上を対象とした米海軍基地内にある「メリーランド州立大学」への留学プログラムがスタートしました。受講できるのは母国語が英語以外の人を対象とした大学への入学準備コース「ブリッジプログラム」。修了者には大学の正規コースへの編入の道も用意されています。自宅から「アメリカ」へ留学して、大学で通用する本格的な英語力を身につけることを目指します。詳しくはHP(http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/kankou/kouryuu/kokusai/index.html)で。