「俺の名前を気安く出すんじゃねえ」武尊と大雅が一触即発

K-1 -55㎏級トーナメント組み合わせ発表
「K-1 WORLD GP2015~-55㎏初代王座決定トーナメント~」(4月19日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のトーナメント組み合わせが12日、発表された。1回戦は日本人選手と外国人選手の組み合わせで第1試合「武尊vsアレクサンダー・プリリップ」、第2試合「瀧谷渉太vsダニエル・ウィリアムス」、第3試合「寺戸伸近vsチャールズ・ボンジョバーニ」、第4試合「大雅vsソフィアン・エラージ」。第1と第2試合の勝者、第3と第4試合の勝者が準決勝を戦う。リザーブファイトでは出貝泰佑とルイ・ボテーリョが対戦する。

 会見には日本人5選手が登壇。それぞれが試合に向けての意気込みを語った。

 まず口火を切ったのは武尊。「K-1というリングはスターの集まる場所。必ず僕が世界一になります。55キロの選手がライバルとは思っていません。全階級の選手がライバル。全階級で一番輝いて、スターになって、俺がK-1を引っ張ります」と語る。その言葉ひとつひとつは「Krush.51」(2月6日)でKrush-58kg級王座を防衛したばかりの現在の充実っぷりを垣間見せた。

 質疑応答での「戦いたい相手は?」という質問に、大雅「(11月のK-1で)武尊選手に負けているので、そこはやり返したい」、武尊「俺の名前を気安く出すんじゃねえ」、大雅「待っとけよって感じです」というやり取りが繰り広げられ、会見場に緊張が走る場面もあった。

 この2人に挟まれる形で座っていた瀧谷は「今回のトーナメントでは新空手代表として、全世界のドラゴンボールファンから元気玉をもらって、当日は超でかい元気玉を作ってリングにぶち込みたい」などとマイペースを貫き、寺戸は「昔からK-1は華やかな舞台で自分の階級はなかったけど『やっときた!』と思います。自分がトーナメントに出る以上、チャンピオンになることしか考えていないです」とベテランならではのコメントを残した。

 Krush-55kg級王者の大雅にとって、この階級で武尊に負けっぱなしというのは許されないこと。決勝でこのカードが実現すれば大きく盛り上がることは確実。

 しかし初代&第2代Krush-55kg級王者の瀧谷、元キック三冠王で現在はISKA世界バンタム級王者に君臨する寺戸も含め、実力は紙一重。外国人選手も強豪ぞろいで、優勝の行方は混とんとしている。

 また19日にはスーパーファイトに出場するゲーオ・フェアテックス(K-1 WORLD GP -65kg初代王者)と、卜部功也(K-1 WORLD GP -60kg初代王者)の対戦相手がそれぞれ、野杁正明とハビエル・エルナンデスと発表された。先に発表された「HIROYA vs 木村“フィリップ”ミノル」「久保優太vs左右田泰臣」と合わせて、豪華なカードが並んだ。