「今は意地悪になったから」魔女役に!?

大女優メリル・ストリープが映画『イントゥ・ザ・ウッズ』で来日
 アカデミー賞の常連女優、メリル・ストリープが話題の最新作『イントゥ・ザ・ウッズ』を引っ提げ、3年ぶり4度目の来日。4日のジャパンプレミアに続き5日、都内にて記者会見を行った。

 同作は、『ウェスト・サイド物語』を手掛けたブロードウェーの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのミュージカルを、巨匠ロブ・マーシャル監督が映画化したミュージカルファンタジー。シンデレラや赤ずきん、おとぎ話の主人公たちを登場させ、ハッピーエンドの“その後”を描く。

「東京に戻ってくることができてうれしいわ」とにこやかな笑顔を見せたメリル。ともに登壇した赤ずきん役の若手女優リラ・クロフォードも「初めて本物のスシを食べたんですけどアメリカで食べるのと比べものにならないくらいおいしかった」と笑顔を見せた。

 今回メリルが演じたのはラプンツェルを娘として溺愛する魔女。これまで魔女役を断り続けてきたというメリルだが、それについて質問されると「これまでは魔女をやるには若くていい人過ぎたけど、今は年をとって意地悪になったから(笑)」とジョークで会場を沸かせつつ「私が演じる魔女は娘を愛するあまり過保護になりすぎてしまっている。良いことではないけど同じ母親として気持ちは分かる」と本作の魔女役を引き受けた理由を語った。さらに「親は子供のすべてが心配になるけど、子供が成長して親元から歩き出す時、こちらを振り返らなければ子育て成功ということ。そうするのが親である私の仕事」と、第一線で活躍する女優と母親業を両立させてきたメリルらしいコメントをした。そんな大先輩を絶賛するリラだったが、赤ずきんを襲うオオカミ役ジョニー・デップについて質問されると「実は子供のころからの大ファンだったの! 撮影中に頭から大量の葉っぱを被ってしまったことがあったんだけどジョニーがオオカミの長い爪のまま私の髪から葉っぱを取ってくれて感激したわ」とティーンらしくはしゃぐ姿を見せた。そんなリラが「ジョニーと共演するという夢が叶ったので、次はバートン監督の作品に出演できれば(笑)」と夢を語ると、メリルは「言い続ければバートン監督の耳に届くわ。彼がバカじゃなければ連絡してくるはずよ」と茶目っ気たっぷりにエールを送った。本作は3月14日より全国公開。