ヒョードル氏がK-1へ選手派遣へ

 GENスポーツアカデミー(GSA)が18日、都内で会見を開き、エメリヤーエンコ・ヒョードル氏を招聘し、サンボクラスの新設やヒョードル氏によるセミナー開催など、交流を進めていくことを発表した。
 GSAは世界で活躍するアスリートの育成を目標に4月1日にオープン。総合格闘技、キッズレスリング、体操、柔術、プロレス流トレーニングといったクラスを開催している。
 会見にはヒョードル氏とGSAのチェアマンを務める上原譲氏が登壇。
 上原氏が「私とヒョードル氏はリングス時代に同じ時間を過ごしました。このGSAの場所はかつて日本のサンボの総本山といわれた旧スポーツ会館で、ヒョードル氏も練習していた場所でした」と今回のヒョードル氏招聘の至る経緯を説明した。
 ヒョードル氏も「日本に戻って来られてうれしい。昔、ここで試合のための準備をしていたので懐かしい」と語り、今後については「ロシアからサンボのコーチや選手に来てもらう予定。自分もここに来て選手に指導したい」とのこと。
 またヒョードル氏は7月大会以降のK-1への選手派遣も行っていく予定。将来的にはZSTへの選手派遣も視野に入っているようで、「11月21日にK-1、22日にZSTが連続開催されるので、ヒョードル氏推薦のMMA選手が派遣される可能性が高いと思っている」(上原氏)という。