フェンシング太田が世界一

 フェンシングの世界選手権(モスクワ・7月13〜19日)で16日、男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、2008年北京五輪銀メダリストの太田雄貴は決勝でアレクサンダー・マシアラスを15−10で破り金メダルを獲得した。日本勢で世界一となるのは初めての快挙。

 太田は21日帰国し、都内で会見。「ロンドン五輪後に一度引退して、もう頂点に立つことはないと思っていた。優勝という最高の結果を出せてうれしく思う」と振り返った。11月に30歳になる太田は来年のリオデジャネイロ五輪を集大成と位置付けている。