ZSTフェザー級タイトルマッチはチャンピオン加藤が防衛

 横須賀メインアリーナで、8月1日(土)総合格闘技『ZST in YOKOSUKA vol.2』と『ZST CHALLENGE 144』が開催された。
『ZST in YOKOSUKA vol.2』で会場を盛り上げたのは第4試合(-84kg)に登場したYouTuberとしても人気のシバター。1Rではリング内をグルグル周りなかなか相手と組まず様子を見ているかと思ったら、いきなり飛び蹴りで奇襲攻撃をかけたり、プロレスのようにロープに飛んで勢いをつけてみたりとやりたい放題。観客席からは声援とともに笑いが起きる試合となった。打撃と寝技を交互に繰り出し、相手の西坂竜彦を翻弄すると、2R目にはいきなりタックルで相手の懐に入るとすかさず関節を決め、0分38秒裸絞めで勝利を収めた。
 第5試合からセミファイナルまでは、横須賀・横浜出身の3選手による横須賀・横浜連合と韓国3選手のよる3対3の対抗戦が行われた。
 結果は、第5試合(-56.7kg)は上原祐介がソ・ヒョンゴンに1R4分3秒、裸絞めで勝利。第6試合(-65.8kg)は安田けんがチェ・ジェウに1R2分3秒、腕ひしぎ十字固めで勝利。セミファイナル(-70.3kg)は山田哲也がチュ・ユンソンに1R1分44秒、裸絞めで勝利といずれも1Rで1本勝ちをおさめた横須賀・横浜連合が3対0で日韓戦を制した。
 またメインイベントのフェザー級タイトルマッチ(-65.8kg)はチャンピオン加藤惇に樋沼朝光が挑戦。1Rに激しい撃ち合いをみせると、2R、3R目はお互いに相手の出方を見ながらチャンスを伺う我慢の展開。それでも手数、ヒットともに確実にものにしたチャンピオン加藤が判定の結果3-0で勝利し、タイトル防衛となった。